TOKIOの冠番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)が9月15日に放送された。この日の“友達ゲスト”は、TOKIOの先輩である俳優・木村拓哉。女性代表ゲスト枠「エンジェルちゃん」として、女優の中村アンも登場した。
番組冒頭で進行役の国分太一が木村を紹介する中、真っ先に反応したのは松岡昌宏。ニヤニヤとした表情で「すごい面白かったんですけど」と切り出すと、「(収録前)僕の楽屋があって。で、木村先輩の楽屋が隣の隣にあって。目の前の楽屋がこの人だったんです」と城島茂を指し、「(木村に)5回くらい挨拶しようと思って、(結局自分の楽屋に)戻ってるんですね」と笑いながら暴露。
さらに、木村の楽屋を訪ねるも、スタッフに「いまいらっしゃらないです」と告げられ、「あ……そうなん……」と、すごすごと戻っていく城島の様子を再現した。
これに城島は、「(木村は)忙しいから。合間はもう全部ね、インタビューとか撮ってはるんですよ」とコメント。松岡から、「俺、あんなそわそわしてるこの人、あんま見たことないから『何してんだ?』っつって(笑)」と面白がられていた。しかし、城島は特に気にする様子もなく、木村を見つめながら「……やっと会えた!」と喜んでいたものの、一方の木村は城島の勢いに苦笑いの様子だった。
そんなこの日、恒例の「友達ってことで聞いていいですか?」コーナーでは、国分が、これまで後輩が明かした木村とのエピソードを覚えているかどうか、本人に確かめる場面があった。過去、番組では、V6・岡田准一が木村から「お年玉をもらった」と語り、KAT-TUN・亀梨和也も、街中で車を運転する木村に突然声をかけられ、「そのまま車に乗せてもらった」と明かしたが、木村はこれらの出来事をしっかり覚えているそう。
また、亀梨とはほかにもプライベートで会ったことがあるといい、ある年の1月1日に、自宅で後輩と飲んでいた亀梨からいきなり電話がかかってきて「いまから(家に)行っていいっすか?」とお願いされたとのこと。木村は「断りそうになった」と、当時の素直な心境を明かしながら、「『来るんだったら来れば』って言ったら、15分くらいで来た」と告白。
ほかにも岡田や元TOKIOの長瀬智也も自宅に遊びに来たことがあると明かした木村に、国分はなぜか目を伏せたまま、「お願いします、今後」と自宅訪問を懇願。木村はすぐさま「いいよ」と受け入れていたが、その様子を見ていた松岡は椅子から立ち上がり、「人と話すときは目を見て話せ!」と国分に指導していた。
さらに、今回の放送では、木村が愛娘であるCocomiとKoki,について語る場面も。子育てについてトークが及んだ際、国分から「娘さんの髪の毛乾かしたことあります?」と質問された木村は、「ありますよ」と即答。「結構大変じゃないですか?」との問いには、「あの時、一番可愛くない?」「なんか、愛おしくないですか? あの瞬間が」「こっちは乾かしてるんだけど、乾かしてる間、(娘は)全然違うことしてる」と語った。
なお、幼い頃だけではなく、大きくなってからも娘の髪を乾かしてあげることがあるそう。「自分で乾かしてるのが面倒くさそうだなって思ったときに、ドライヤーをふっと持って、バーッて(乾かし)始めると、(娘が振り返って)『ありがとう』みたいな」と、名前こそ出さなかったが、娘たちとの日常を明かした。
この日の放送に、ネット上では「キムタクと長瀬くんとか胸熱……!」「木村家でTOKIO結集したりすることあるかな?」との声が。また、「娘さんの髪を乾かすときのことを『愛おしい』って言えるキムタクかっこよすぎる」「素敵なパパ」「キムタクに髪乾かしてもらえる世界線どこ」などと木村に対して好意的な意見が上がる一方で、「家族ネタ解禁したんだ」と驚く声や、「娘の話は聞きたくない」「木村くんは絶対家庭の匂いしないほうがいい人だと思う」と反発意見も上がっていた。