9月28日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)に、業界関係者から注目が集まっている。発売前から、同号では人気グループ・Snow Manが表紙を飾り、特別付録として“特大ピンナップ”がついてくることが告知されており、「週刊女性」とジャニーズ事務所の“今後の関係性”に関心が寄せられているようだ。
「週女」は今年1月5日発売号で、昨年末に新型コロナウイルス感染が発表されていたSnow Man・宮舘涼太について、“知人女性と飲食した際に感染したようだ”と報道。ところが、主婦と生活社は同誌発売後の6日深夜、同社公式サイトで「Snow Man宮舘涼太さんが昨年12月に女性と飲食をしたことが新型コロナウイルスに感染した原因であるという記事を掲載しましたが、そうした事実の確認はできませんでした」と訂正し、謝罪するといった騒動を起こしていた。
「この誤報にファンは激怒。『事実無根のことを書くのはありえない』『根も葉もないことを報道するのは本当に失礼だし最低』といった怒りのコメントがネット上に噴出しました。『週女』といえば、もともとジャニーズとは“犬猿の仲”で知られています。しかし2019年に“出禁”が解除され、コンサートのレポート記事なども掲載するようになりました。そんな中での誤報だったため、業界内では『再び関係が悪化するのでは』と心配されていたんです」(テレビ局関係者)
その2カ月後、主婦と生活社からジャニーズWESTのカレンダーが発売になったが、2月9日発売の「週女」に掲載されたカレンダーの広告ページでは、メンバーの藤井流星と小瀧望の写真において名前が逆に記載されるといった誤植も発生。
さらに、同号には当時TOKIOのメンバーだった長瀬智也(3月末をもってグループを脱退し、ジャニーズからも退所)が、主演ドラマ『俺の家の話』(TBS系)の撮影リハーサル中、番組スタッフにケガを負わせたとの記事も掲載されていた。しかし、3月1日、同誌のニュースサイト「週刊女性PRIME」で「TOKIO長瀬智也さんが、ドラマ撮影のリハ中にADにプロレス技をかけて病院送りにしたという記事ですが、再取材の結果、そうした事実の確認はできませんでした」とまたもや訂正し、謝罪するに至っていた。
「今年1月から3月にかけてジャニーズ絡みで『週女』の失態が続いたことは、業界内外で話題になりました。こうした問題があったにもかかわらず、今度はSnow Manが登場するとあって、マスコミ関係者からは驚きの声が上がっているんです。ジャニーズの現体制のトップである藤島ジュリー景子社長は“週刊誌嫌い”で知られていますが、対女性誌については『利益共有して懐柔』という戦略を用いています。そんな中『週女』は、あり得ないミスを連発しながらも、今年、各出版社から発売された事務所公認カレンダーの中で、“最も売れた”ほどの人気グループ・Snow Manの表紙起用を取りつけたわけです。いよいよジャニーズのネガティブ記事は書けなくなるのではないでしょうか」(同)
なお、ネット上のファンからは「今回は誤表記とかしてないだろうな?」「Snow Manの表紙とかピンナップは欲しいけど、誤報ばかりの週女のことが信用できない」週女に貢献したくないから買うの悩む」「なんで誤報で謝罪した週女の表紙なの?」といった声が続出。購入をためらっている様子も見受けられる。今後、「週女」がジャニーズ事務所とどういった関係を築いていくのかファンやマスコミの注目が集まっているが、まずは28日発売号の記事内容に注目したいところだ。