嵐・二宮和也が、来年1月期のTBS系『日曜劇場』で4年ぶりに民放連ドラ主演を務めることが、9月28日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)で報じられた。同時に、本来同局で予定されていた2018年放送の連ドラ『ブラックペアン』の続編制作が、出演者のスケジュールの都合によって“消滅”してしまったともつたえられている。
記事によれば、主要キャストの竹内涼真のスケジュールが確保できなかったため、断念せざるを得なかったというが、実際に制作現場では、別の理由がささやかれていたという。
「出演者ではなく、むしろTBS内部の都合が大きいそう。もともと二宮やジャニーズ事務所は、『ブラックペアン』の続編制作を望んでいて、TBSで連ドラ主演を務めるという話は、嵐が昨年末をもって活動休止に入る前から水面下で進められていました。ところが今年になって、急に風向きが変わってしまったんです」(制作会社関係者)
全話世帯平均視聴率も14.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好成績を収め、さらに二宮自身も天才外科医・渡海征司郎役には大きな手応えを感じていたというが……。
「今回、スケジュールを合わせられなかったのは、竹内というよりも、制作側。『ブラックペアン』のプロデューサーと監督は、堺雅人主演の連ドラ『半沢直樹』を手掛けたTBSきってのヒットメーカーで、次から次へと引っ張りだこ状態。ただ、TBSは昨年頃から働き方改革の一環として、プロデューサーや演出家など、中心スタッフに対して『連ドラは原則、1年に1作品まで』というルールを設けていたんです。結果的に、『ブラックペアン』は23年以降になってしまう可能性があるため、二宮は今回涙を飲んで諦めたということです」(同)
ちなみに、同プロデューサーと演出家をめぐっては「内々に“タッグNG”になったという説も浮上している」(芸能プロ関係者)とか。
「理由は定かではありませんが、TBSは対外的に『もっと若手スタッフと組ませる方針を取った』と説明しているようです。そのため、二宮やジャニーズサイドも、こういった事情の核心までは把握しているわけではないと思いますが……」(同)
嵐の活動休止後、久々の大仕事に取り組むこととなる二宮だけに、大人の事情から『ブラックペアン』出演が遠のいてしまったのは、少々気の毒なところだ。