ナインティナイン・岡村隆史が司会を務めるトークバラエティ番組『おかべろ』(関西テレビ系)。10月9日放送回に、関西ジャニーズJr.内ユニット・なにわ男子の西畑大吾、大西流星、藤原丈一郎が先週に引き続いてゲスト出演した。
デビューを前に、お互いの不満をぶちまけるという企画が行われ、まずは、西畑に対する不満を聞くことに。藤原は「涙腺がめちゃくちゃ弱い」ことを挙げて、中でも一番びっくりしたのは、大西が20歳を迎えた当日に、「流星見て『あかん、もう無理』って」泣き出したことだそう。
その日は、メンバー全員が車で待ち合わせて集合したそうだが、車に乗った流星を見ただけで、西畑は突然涙を流したとか。
大西も「わかんないでしょ? 顔見んといてって言われました。目合ったら泣きそうになるからって。その日、コンサートやったんですけど、全然目合わせてくれないんですよ」と振り返ったが、西畑は「ずっと一緒に活動してきて、10歳やった子が20歳になるって、ヤバくて。親心、親目線みたいなところがあって」と、話しながらまた涙ぐんできた様子。
そんな中、番組レギュラーの石田明(NON STYLE)が「思い出話とかしたら、ちょっと(涙腺に)きてしまったりするんじゃないの?」とエピソードを促すと、藤原は「初めてみんなですき焼き行った時も、お兄ちゃん組が年下に気遣ってたけど、今じゃほんまに、みんなでわちゃわちゃして、あーだこーだ言って、なんかそういうのも、だんだん7人が家族になってきたなあって」と、ざっくりした思い出話を披露。
すると、この話でも西畑は泣き出してしまい、岡村と石田は「早いって!」「あんなにきれいに流れるもんかいな!?」と驚嘆。大西も、「やめてほしいほんとに。コメントとられるもん。テレビマン涙好きじゃないですか?」「絶対CMまたぐし」と、辛らつに西畑を批判して笑わせていた。
そんな切れ味鋭い“毒舌”コメントを放つ大西に、西畑と藤原は不満があるとか。過去のVTRから、「なんなんこの台本?」「アンチしかおらんの?」「フリー素材だと思うなよ!」といった、スタッフへかみつく大西の毒舌集が紹介されると、大西は「思ったことは言おうと。かみついたらスタッフさんがうれしそうな顔するんですよ。やから、ちょっとかみつきたくなったりとか」と計算した上での言動だと告白。
しかしスタッフに裏で「ボロカス言われてるかも」と岡村が懸念すると、藤原は「ここで(大西の)あざとさが発動されるわけですよ!」と、大西がスタッフへかみついた後の行動が不満なんだとか。
なんでも、大西は本番が終わるとスタッフのもとへ行き、抱きついて「ありがとうございました。思ってないですよ~」と甘くささやくのだとか。西畑も、「僕らそれ見たら恐怖ですよ。どう思います? ほんまに。だって、あんな収録中毒吐いてるのに、終わった瞬間『ありがとうございました~』って恐怖ですよ! ほんまに」とアフターケアに戦慄している様子。
岡村は「ちゃんとそこしてんねや!」と感心していたが、石田は「大阪のスタッフさんはそれ好きなイメージあるじゃないですか。関東では変わりなく今も(スタッフにかみついてる)?」と気になるようで、大西は「『めざましテレビ』(フジテレビ系)では絶対にやらないですね!」ときっぱり断言。
というのも、大西が毒舌を吐けるのはスタッフとの距離の近さやホーム感があってのことだそうで、今回も「めちゃデカイテロップ欲しいです!」と、スタッフには笑顔であざとくおねだりしていた。
そして最後、藤原に対しての2人の不満は「野球が好きすぎて困る」というもの。今回のツアーでも、なぜかグローブやバットを持ち込み、デビューが発表された7月28日の公演日には特注のヘルメットまで持参していたという。
コンサートのアンコールではご当地の球団の帽子などを被っていたため、そのノリで「ヘルメットで出たらおもろいんちゃうか?」と思いついたというが、なにわ男子のプロデューサーでもある関ジャニ∞・大倉忠義から「お前さ、ライブでヘルメット被るのはおかしいぞ」と注意され、仕方なく被るのをやめたのだとか。
なお、藤原は野球好きとして「ドームでライブしたときに、本拠地で(野球モノマネを)やって、お客さんがドカーンってなるのが、俺の夢です!」と明かしていたが、西畑に「(演出事項として)絶対に入れません!」と却下されていた。
この日の放送について、ネットでは「毒舌集で爆笑した!」「流星のワードセンスが好き」など大西の毒舌を喜ぶ声や、「さすが関西テレビさん、3人のことを本当によく知ってくださってる」「3人の個性を面白く引き出してくださった番組の優しさに感謝!」と番組に感謝するコメントが上がっていた。