嵐の二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(bayfm)。10月10日放送では、出演映画『検察側の罪人』(2018年)について言及する場面があった。
きっかけとなったのは、資格試験を控えているリスナーから送られてきた「いい暗記方法があったら教えてください」というメール。これに二宮は「暗記力いい人ってなんなんですかね……?」と口にしつつ、「僕、暗記力いい感じするじゃないですか。でも暗記力そんなよくないんですよ」と、周囲に思われているほどではないとのこと。
また、暗記については持論があり、「好きな歌って、好きだから聞くから、聞くから覚えるじゃないですか。でも嫌いな歌って、嫌いだから聞かないから、聞かないから覚えないじゃないですか」と語り、「それに近いんですよ。『この話面白くないな』って思った時点で覚えなくなっちゃう。『面白いな』と思ったものは何回か読めば(覚えるの)早いですけど」と明かしていた。
なお、台本のセリフは「7割くらい変えちゃってますから、自分で」とアレンジしているそうで、「だから覚えてないんですよ、基本的には。『変えないでください』って言われたとき、二宮すごいコスパ悪い」と台本通りのセリフを要求されると覚えられないこともあると、苦笑いしながら明かしていた。
また、木村拓哉と共演した映画『検察側の罪人』を振り返り、木村からの質問に答えるシーンでは、「俺が答えるんだけど。二言三言くらいあるんですけど、朝9時から始まって昼飯食うくらいまで言えなかったんですよ!」と、セリフがまったく出てこなかったと回顧。
そのセリフは司法の専門用語のため言葉を変えることができなかったそうで、「『このまま言ってください』に弱い」と嘆き、「全然できなかった。早かったー、あのとき昼飯食うの、俺」と、セリフを覚えるために昼食をかきこんだと振り返っていた。
ちなみに、一緒に昼食を食べた木村はといえば、「木村くんもなにも言わなかった」と後輩をただ見守っていたようだ。
リスナーからは、「専門用語覚えるの難しいってことだよね!」「あのニノが、たった二言三言のセリフが出ないって想像できない!」「ニノの場合、セリフをある程度変えていたとしてもニュアンスが変わってないからすごいと思う」という声が集まっていた。