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松岡修造は「年に数回くらいがちょうどいい」? 『帰れマンデー 』で奇行連発、バラエティ番組の本音

 10月11日放送の『帰れマンデー 見っけ隊』(テレビ朝日系)に、自他ともに認める“日本一熱い男”松岡修造が出演。この日も修造節を炸裂させて、共演者を困惑させていた。

 路線バスを乗り継ぎながら飲食店を探す旅企画「バスサンド」。レギュラー出演者サンドウィッチマンをはじめとして、藤田ニコル、SixTONES・高地優吾が参戦する中、松岡も登場した。

「これまで3回、『バスサンド』に参加している松岡は、そのたびに予想外の“奇行”を連発してきました。今回、松岡がゲストだと知った伊達みきおは『我々、(彼とは)共演NGを出しているのに、乗り越えてくる』と冗談めかし、富澤たけしも『基本、協調性はないよ』と、登場前から松岡いじり。そして、遠くに見えるその姿に近づいていくと、なんとタンクトップ姿でトランポリンで飛び跳ね、くす玉を割ろうとしている松岡がいたのです」(芸能ライター)

 松岡が息も絶え絶えにくす玉を割ると、「心体操で楽しみ隊!」と書かれた紙が出現。続けて、「今日は、体も心も操って、みんな楽しんでいこう!」とメンバーを鼓舞した松岡は、18日から福岡県で開催される『2021世界体操・新体操選手権北九州大会』の宣伝を始めた。今大会は史上初となる『世界体操』と『世界新体操』の同時開催となり、テレビ朝日系で放送されるが、そのメインキャスターに松岡は就いているのだ。

 熱弁を終えた松岡に、伊達は「とりあえずバス停行きましょうか」とあきれながら促していたが、このあとも、松岡は奇行を繰り出す。

「歩いている途中、メンバーが『できる』と不意に言ったところ、松岡は『今、何と言った?』と聞き返し、『おめでとうございます。皆さんはしっかりと当たりました!』と言いながら、『修造ワード【できる】』と書かれた紙をバッグから取り出しました。つまり、松岡はあらかじめ“ポジティブワード”を用意しており、誰かが発言するのを待っていたんです」(同)

 さらに、この「修造ワード」を言った場合、世界体操にちなんだチャレンジをしなければならない。これによってメンバーが強制的に挑戦させられたのは、5人が手をつないだ状態でフラフープを端までくぐらせていくというチャレンジ。これに何とか成功したものの、その直後、乗車する予定だったバスが目の前を通過し、1本逃してしまうことに。メンバーは呆然、「あ~あ」とため息を漏らしていた。 

 そんな松岡について、藤田は「いい意味でヘンな人」と言っていたが、普段は至って真面目にスポーツキャスターとして仕事をしている。

「『世界体操』のナビゲーターはもちろん、『世界水泳』などテレ朝のスポーツ中継でなにかしらの仕事をしています。特に五輪は彼の独壇場。2004年のアテネから始まり、今年の東京五輪まで足かけ17年、7大会の五輪のメインキャスターを務めているんです。かつては、日本テレビが彼を囲い込み、長野五輪やシドニー五輪で現地キャスターを務めていましたが、『報道ステーション』のスポーツキャスターに就任したのを機にテレ朝専属状態となりました」(業界関係者)

 スポーツキャスターの仕事のほかには『くいしん坊!万才』(フジテレビ系)が、松岡の代表作として知られるだろう。一方、バラエティにおいては“日本一熱い男”として奮闘中だが、出演数が増える様子は見当たらない。

「制作側としては、今回のバス旅のように毎回ハプニングを起こされても面倒なので、実は呼びにくい。トークに関しても大体が妻や子どもからのダメ出しネタなので、そこまで重宝するような存在ではないんです。本人も、常にあの熱血キャラを演じることはできないと自覚しているはずですから、全開するのは、年に数回くらいがちょうどいいと考えているでしょう。もちろん全てがキャラとは言いませんが、彼の根底に熱いものがあるのは確かで、全てがキャラとは言いませんが、1.5倍ぐらい自分でデフォルメしている。そういう意味ではビジネス的かもしれません」(放送作家)

 年に数回がベストなペースだという松岡。「松岡修造」というキャラが確立した今、彼自身もあまりバラエティに出演しないほうが良いと自覚しているのかもしれない。

 

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