9月28日、メンバーの相葉雅紀と同じタイミングで、一般女性との入籍を発表した嵐・櫻井翔。レギュラー出演中のテレビ番組『news zero』(日本テレビ系、10月4日放送)と『1億3000万人のSHOWチャンネル』(同、9日放送)では、共演者から祝福を受けて結婚に言及した櫻井だったが、ジャニーズ公式携帯サイト・Johnny's webの個人連載「オトノハ」ではノーコメントを貫きファンから賛否両論を呼んでいる。
櫻井は、公式ファンクラブサイトなどを通じて結婚を公表。翌週、生出演した『news zero』で現在の心境を問われると、「まだ気持ち的にはソワソワしています」と本音を漏らしつつ、「今まで応援を続けてくださった全ての皆さまが、その全てを受け入れてくださっているわけではないということも、理解しているつもりです。だからこそですね、あらためて応援いただけるよう、自分のやるべきことに精一杯、取り組んでいきたいと思います」と、決意を述べていた。
5日後の『SHOWチャンネル』でも、羽鳥慎一アナウンサーに「結婚おめでとうございます」と声をかけられ、「恐縮です、すみません。お時間ちょうだいしまして、すみません」と笑顔でコメント。こうした櫻井のテレビでのコメントに対し、「結婚を受け入れられないファンの存在にも触れていてスゴいと思った。誠実だね」「結婚報告を見て悲しむファンも多いんだから、わざわざ番組で触れなくてもいいのに……」と、賛否両論が飛び交っていた。
そんな中、ファンの関心は毎月15日に更新されるJohnny's webの個人連載「オトノハ」に集中。櫻井がどんな言葉をつづるのか、ファンは緊張や不安を抱えながら待っていたようだ。
「2019年1月に活動休止を発表した嵐ですが、これ以降の『オトノハ』は、『あなたに向けて書いてきた』とファンに呼びかけた上で、『これからも、書いていく』などとメッセージつづっていたんです。テレビで結婚について話した櫻井が、どんな言葉を発信するのかと注目されていましたが、10月15日アップの連載で、結婚を“完全スルー”。ジャニーズ事務所の岡本健一&岡本圭人親子が共演した舞台『LeFils 息子』を観劇し、後輩に同作をオススメしたとつづっていました。すると、舞台の本番や稽古中だった後輩たちから『見に来てください』と、逆にお誘いを受けたため、後輩が出演する作品や、10月上旬にはDREAMS COME TRUEのライブにも足を運んだそうです」(ジャニーズに詳しい記者)
結婚には一切触れない内容に、一部ファンたちは「あれだけ番組で結婚に触れたのに、自分の言葉をファンに伝えられる『オトノハ』では何も触れないんだ」「櫻井なら、ファンに向けて自分の言葉で何か言うと思ってたから拍子抜け」「大々的にお祝いしてもらったレギュラー番組ではペラペラしゃべってたくせに、ファンに対してはだんまりか。どういう神経してるの?」「『オトノハ』にガッカリ。テレビで結婚について語ることで、“ファンの気持ちはわかってますアピール”をしたかったの?」「完全スルーするぐらいなら、レギュラー番組で時間割いてまで祝福しなかったらいいのに。もうファンのことはどうでもいいのかな……」と落胆している。
一方で、「結婚はファンしか見てない『オトノハ』で語るべきではないと判断したんだと思う。テレビで触れたのは、ファン以外の人に向けてたんだろうね」「テレビ番組は一般向けで、『オトノハ』はファン向けのコンテンツ。ファンクラブで真っ先に結婚を報告したんだから、それでいい」「不安になりながら『オトノハ』を開いたけど、優しくて後輩思いで、いつもの翔くんだった。大好き」と、櫻井の姿勢を評価するコメントも多い。
また、「忙しいのに先輩・後輩思いの翔くんが素敵」「相変わらず後輩たちの作品を見に行っているところが翔くんらしい」と、後輩との関係に温かい気持ちを抱いたとのコメントも見られる。
また、「『オトノハ』で触れなかったから、これからも翔くんはアイドルでいてくれるんだなと安心した」「この選択をしたということは、翔くんはアイドルを貫き通すんだね。強い覚悟を感じた。私は応援し続ける」「これでもう櫻井が結婚に触れることはないだろうね。よかった」と、安堵の声も出ている。果たして、本当に今後のテレビでは“結婚ネタ”を封印していくのだろうか?