• 日. 12月 22nd, 2024

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明日あなたが被害にあうかもしれない

「小室圭さん結婚会見拒否」の誤報をスルー! バッシングと自己保身の「女性自身」に見るマスコミご都合主義

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 10月、新ドラマが続々だが、今のところダントツで今後が期待できそうなのが、吉高由里子主演の『最愛』(TBS系)だった。初回での怒涛のスピード展開、謎がてんこ盛りのサスペンスにドキドキワクワク。そして恐怖もフツフツ。最後はきっと泣かせるのだろうと思わせる重厚感。今後が楽しみだ。

第574回(10/14〜10/19発売号より)
1位「小室圭さん 『私も中傷被害者』――結婚会見で金銭トラブル釈明拒絶」(「女性自身」11月2日号)
2位「新田真剣佑 “先延ばしにされ続け…”いまだに遺骨に会えぬ日々」(「週刊女性」11月2日号)
3位「神田うの 今度は『750万円ピアス盗られた!』“2度目の裏切り”に悲嘆!」(「女性自身」11月2日号)

 またしても申し訳ないが小室圭さんネタだ。だって世間も、テレビを筆頭とするマスコミも、もちろん女性週刊誌も、ますますバッシングをエスカレートさせているから。その急先鋒でもある「女性自身」の論調が、ますますひどいものになっているから。

 そもそも「自身」は小室さん帰国後の10月12日号で、「小室圭さん『結婚会見には出ない!』『呆れた逃避癖で』眞子さま単独釈明へ」と題し、“逃避癖のある小室さんが会見を拒否する”と非難していた。会見では金銭トラブルに関し、まともな説明ができる状況になく、会見出席に乗り気ではない。また眞子さまに対して記者は厳しい質問はできないだろうから、眞子さまも小室さんを守るために単独会見も辞さない、と。

 もちろん現在、これは大誤報だと明らかになったわけだが、しかし、これが今回のマスコミ報道の実態でもある。勝手に推測したフェイク(虚偽の事実)をもとに、バッシングを展開する――。さらにそんな誤報をしても「自身」はその後、謝罪することも訂正することもなく、記事そのものをスルーするように重ねて小室バッシングを続けているのだ。

 もちろん今週号もそうだ。眞子さまの単独会見をぶちあげながら、一転「二人そろっての会見は眞子さまのご希望だという」といけしゃあしゃあと解説した上で、今月26日に予定されている会見についてもケチョンケチョン。たとえば国民の批判を考えた秋篠宮さまが、皇室関連の使用を許さず、会見を自腹で、そして高額な民間ホテルで行うしかなかったのに、そんな事情と矛盾する揚げ足取りとしかいいようのない、こんな批判を繰り広げている。

「皇室ではなく“小室夫妻”主催の会見となれば、もはや宮内庁が会見での発言を事前に指示することはできないでしょう。
 小室さんがいまさら、国民の“納得と祝福”を求めて釈明するとは思えません。(中略)
 むしろ“私こそが中傷の被害者”と、堂々と主張する可能性も否定できません」

 まるで小室夫妻が自分たちの主張をするために会見を開くと批判する「自身」。何をか言わんやだが、さらに“中傷の被害者”というのも、これまた事実だが、しかし「自身」はそうは思っていないらしい。いや、そう主張されて自分たちマスコミが窮地に立たされるのを恐れているか。

 一方、自己保身も忘れない。

「眞子さま同席の会見ですから、小室さんを追い詰めるような質問は難しいでしょう」
「眞子さまが隣に座られる以上、記者たちは小室さんへの厳しい追及を控えざるをえないでしょう」

 バッシング報道に反論することが不可能な立場だった小室さんだが、いざ、会見で口を開くとなると、会見前にもかかわらず自分たちの弱腰をエクスキューズ。さらに海外メディアが日本国民やマスコミに疑問を投げかける記事を掲載したことを受け、反省するどころか「小室さんにとって、会見の場は海外に自分たちの存在を知らしめる、絶好のチャンスになるかもしれません」だって。完全なる言い訳だが、これだけバッシングに勤しんできたのに、なんとも情けないというかご都合主義というかクズというか。

 そしていよいよ来週26日、どんな展開が待っているのか。超超注目だ。

 やはり泥沼化してしまうのか。千葉真一(本名・前田禎穂)がコロナで急逝して以来、その遺骨や墓をめぐっての報道が盛んになされている。千葉の遺骨は、今回の喪主であり、野際陽子との間にできた長女・真瀬樹里さんが納骨までしばらく預かることになっていた。そして千葉県内にある前田家の先祖代々の墓に納骨されるとみられていた。

 しかし、ここで登場したのが千葉さんを支援してきたOさんという女性。この女性は生前に千葉と話をした上で、別のお墓を購入していると主張したのだ。これに親族や関係者も困惑しているというものだが、その後、Oさん、樹里さん、そしてアメリカから帰宅した長男である新田真剣佑を交えて、なにやらきな臭い方向へ。さらに千葉が生前改宗していたという証言も浮上、遺骨をめぐってトラブルに発展しそうな雲行きとなっていた。

 そして今回の「週刊女性」報道を超簡単に要約すると、遺骨を持っている長女の樹里さんが長男の真剣佑にそれを渡そうとしないというのだが、その論調、トーンは樹里さんを批判し、真剣佑に同情・擁護するというもの。そして問題のOさんだが、記事には登場すらせず、その存在は“なかった”かのようだ。

 相次ぐ報道に対し2週間ほど前、千葉の所属事務所は親族間のトラブルは一切ないとコメントしているが、その後も今回の「週女」のように一方を悪者にしたいような、なにか思惑のある情報戦のような記事が出る現状――。 

 今後もまだ波乱がありそう。

 この人のトラブルはなぜか笑ってしまう。神田うのが事務所で身につけていたピアスを外して机に置いたら、その片方がなくなったという。そのピアスは3カラットのダイヤで作られた特注品であり、片方のお値段だけで約750万円! すごい。神田うの、まだまだバブル! とまずは感嘆。しかも、それが盗まれた。現場にいた女性スタッフに。

 神田は2015年にもベビーシッターに高級バッグやジュエリー約3,000万円なり! を盗まれ大きな話題になった。そしてまたもや――。本人は憔悴しているというが、もし金銭に困った人が高価なものを目の前にされれば“間違えを誘発される”こともあるかもしれない。神田の2度のジュエリー窃盗、今後はきちんと管理してほしい。これ以上犯罪を犯すひとを出さないためにも。

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