KinKi Kidsの冠ラジオ番組『KinKi Kidsどんなもんヤ!』(文化放送)が10月18日深夜に放送され、堂本光一と堂本剛が揃って登場。今回は、2人の共演作で1997年放送のドラマ『ぼくらの勇気 未満都市』(日本テレビ系)の撮影秘話を明かす場面があった。
きっかけとなったのは、リスナーから送られてきた「お笑いコンビ・かまいたちの濱家隆一さんが、YouTubeで面白かったドラマの第3位に『銀狼怪奇ファイル ~二つの頭脳を持つ少年~』(同)を挙げていました」というメール。同作は光一の主演作で、96年に放送された。
YouTubeでKinKi Kidsの話題を出した濱家に対し、2人は「ありがたいねえ」と感謝しつつ、光一は『銀狼怪奇ファイル』について「剛くんの(主演作)『金田一少年の事件簿』(同、95年)と同じ流れのアレですけど、大変な時代でした」と回想。『金田一』『銀狼怪奇ファイル』は、ともに日本テレビ系土曜午後9時枠のドラマとして放送されており、同枠では視聴率30%台を叩き出す人気作も生まれた。
そんな作品について、光一が「今だと考えられないですよね」と言うと、剛も「(今では)撮れないドラマを撮ってましたね」と苦笑い。特に「スケジュール的にもありえない」と光一が振り返ったのは、同枠で放送された『未満都市』の撮影で、「あれ、木更津で撮影だったじゃないですか? なおかつ、オンエア土曜日だけど、その日オンエアの分を、その日の朝に撮ってたりしてたよね」と、ギリギリのスケジュールだったことを暴露。
「本当に“撮って出し”って言葉が(ぴったり)」と剛が同意すると、光一も「本当に地獄やったよな!」と回顧していた。
一方で剛は、「僕らでさえ地獄だったから、そのあとスタッフさん、編集する方はもっと地獄ですよね」「(スタッフが)一生懸命小さい僕らに文句も言わんと、付き合ってくれたなと思うと、支えてくれた人たちの姿も思い出しますよね」と、スタッフに同情の言葉も。当時の関係者に感謝していたのだった。
このエピソードにリスナーからは、「スケジュール、さすがにエグすぎる!」「2人ともめちゃくちゃしんどかったはずなのに、スタッフさんのほうが大変だったと感謝できるのはすごい」「はっきり物申す光一さんと、スタッフさんを気遣う剛さんのバランスが最高」といった声が集まった。