下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
本日予定されていた眞子さまと小室圭さんの結婚会見で異変が。急遽、冒頭発言のみで記者からの質問には答えないということになったから。事前質問の中に、眞子さまが大きな衝撃を受けたものがあり、恐怖心を持たれたという。その質問がどんなものだったのか、質問拒否が正当かどうかを見極めるためにも明らかにしてほしい。
第575回(10/21〜10/26発売号より)
1位「杏激怒! 東出昌大の『新恋人の正体』と『養育費1カ月1万円送りつけ』」(「女性セブン」11月4日号)
同「杏ブチ切れ!『子供と一生、会わせない!』」(「女性自身」11月9日号)
2位「寂聴 いまこそ読みたい名僧も言葉編『青空説法』36」(「女性自身」11月9日号)
3位「江口のりこ『絶対、見返したる!』無愛想ヒロインを泣かせた『3人の男』」(「女性自身」11月9日号)
またまたやっちゃった。東出昌大。またまた「週刊文春」(10月21日号・文藝春秋)に熱愛スキャンダルをすっぱ抜かれたのだ。もちろん東出は、すでに離婚していて独身の身。しかしその脇は甘すぎる。一般人だというお相手A子さんの部屋に通うだけでなく、仕事の撮影のために滞在した広島にまで彼女を呼び、スタッフも宿泊するホテルにA子さんを呼び寄せていたのだから。
これには所属事務所もおかんむりのコメントを出していたが、当然だろう。東出の起こした不倫、離婚騒動では2億円ともいわれる損害賠償など、仕事関係者や事務所に多大な迷惑をかけたのに。そして東出も憔悴していたはずなのに、その舌の根も乾かぬうちに――。
しかも「文春」記事を読むと、今度の彼女もかなり“おしゃべり”だ。A子さんの知人が、2人の関係をかなり詳細に赤裸々に証言している。例えば出会って間もない5月から猛アプローチがあったこと、東出の誘いで近くに引っ越したこと、毎日のように会い、毎日のようにビデオ通話していること。さらにロケ地に誘われて仕方なく行ったこと、東出は“年上なのにまるで5歳児”だともA子さんは知人らに話し(ノロケ?)ていたという。このコメントが本当に友人かどうかはさておき、またやっちゃった東出。
そんな東出だが、この報道を後追いしている「女性セブン」によると、やはりこの新恋人はかなりの“匂わせ女”だという。以前から自身のインスタグラムに東出との写真を公開していたというのだから。あーあ、やっちゃったね、東出。
「セブン」ではかつての不倫相手・唐田えりかも“匂わせ女”だったことで、東出の“学習能力のなさ”を指摘しているが、その通りだと思う。というか、そういう感じの女性が好みなのかもね。
さらに「セブン」では東出が3人の子どもの養育費をそれぞれ月1万円と提示、あまりの低額に、杏との合意ができていない段階で一方的に3万円を振り込んできたことも報じている。またも、ダメ男ぶりが明らかになってしまったのだ。
そして「女性自身」でも、身勝手すぎる東出の行動に杏は、子どもたちと「一生会わせたくない」という気持ちさえもっているのではと推測する。さらに所属事務所の激怒はすさまじく、最悪解雇ではとの一部報道さえある。
軽率というより、アホなのか? でもアホは意外に周囲から愛され許されるのかも。アンジャッシュ・渡部建がいまだ世間から許されず、東出は早々に許されたのも、そのせいかもしれない。だから今回も――。そして、また同じことを繰り返す可能性も高い。アホだから。
いよいよ今週末、衆院選が行われる。そして毎度毎度話題となるのが投票率の低さだ。2017年の第48回衆議院議員総選挙は53.68%、2019年の第25回参議院議員通常選挙では48.80%――。低い。
そんな中、あの瀬戸内寂聴先生が「女性自身」での連載「寂聴」で投票を呼びかけている。まずは曹洞宗の開祖・道元禅師が、男尊女卑が当然だった700年以上もの昔、男女平等や女性の人権に関わる言葉を残していたことを紹介、さらに明治時代に入り平塚らいてうが男女平等を呼びかけたことをあわせて、「ようやく手に入れた権利を守るためにも選挙へ!」と呼びかけたのだ。
「先人たちがやっとの思いで手に入れた婦人参政権を無駄にしてはいけない、と私は切に思います」
おっしゃる通り、寂聴先生の言う通りだと思う。これまでにも政治に無関心だったり、選挙に行かないことが“かっこいい”などという風潮があった。しかしここ数年、芸能人たちも声を上げるようになっている。今回も菅田将暉、二階堂ふみ、ローラ、秋元才加などの芸能人が衆院選への投票を呼びかける動画「VOICE PROJECT 投票はあなたの声」を配信、大きな話題になっている。
“芸能人が政治的発言をするな”といった足を引っ張る声も根強い中、今回の若き(?)芸能人たち、そして大ベテランの寂聴先生が、声を上げ続けることは本当に貴重だ。さあ、選挙に行こう!
じわりじわりと、その存在感を増してきた江口のりこだが、ついにドラマ『SUPER RICH』(テレビ朝日系)で初主演の座をもぎ取った。すごいぞ、江口。そんな話題の江口だからか、「女性自身」がこれまでの江口の過去を、“江口を泣かせた3人の男”をキーワードに特集している。
まず最初が実父。定職につかず5人きょうだいという江口の家は経済的に余裕がなく、江口は中学を卒業後、働き始めたという。そしてもう一人が柄本明。女優を目指し上京した江口が入団したのが、柄本の「劇団東京乾電池」だが、劇団の総会に欠席を続けた江口に柄本が大激怒したという。結果、美しき師弟愛ということなのだが、問題は最後の一人。
かつての恋人で俳優のA。デート場所を江口に探させ、しかし気に入らないAは、携帯電話を池に投げろ! と命じたらしい。モラハラ男としか思えないが、どうやらこの俳優、かなりビッグネームなのだとか。気になる。誰?
しかし「自身」で紹介されるこれらエピソードは過去、江口自身がバラエティやトーク番組などで自ら話していたことばかり。それで2頁の特集を組んでしまう「自身」。恋人の存在とか、“話題の”江口関連の記事を載せたかったが、ダメだったのか(笑)。そんなパクリ特集だった(それでもビッグネームの俳優は気になるが)。