TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『松岡昌宏の彩り埼先端』(NACK5)。10月24日の放送では、松岡が共演した女優陣の中で、特にすごいと思った3人を発表する場面があった。
まず松岡は、「今まで共演して『この人すごいな』と思った女優さんはいらっしゃいますか?」といった質問がリスナーからたくさん届いていることに言及。「もちろん、たくさんいらっしゃるんですよ!」と前置きした上で、「僕が言える立場でもないんですよ? ただまあ素晴らしいことだから、リスペクトの意味で、あえて今日はお3人、発表させていただきたいと思います」と意気込んだ。
そして、主演ドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系、2019年4月期)で共演した川栄李奈を最初に挙げ、「ご一緒する前からいろんな作品見て、『うわあ、いろんな表情持ってる人だなあ〜』って。これ、今から言う3人全員に共通することなんですけど」としみじみコメント。
また、「でも川栄ちゃんって、“女優さん”な(気取った)人じゃないんですよ。普通にケラケラ笑うし、なんか楽しそうに現場にいて。といってベタベタする人でもなく……」と自然体な人となりを明かしながら、「なんて自分と人との距離感がうまい人なんだろうって。で、可愛げや愛嬌はもちろんおありになるし。持って生まれた才能なんだろうな〜」と、川栄の魅力を語った。
続く2人目は、ドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』(TBS系、18年10月期)で共演した戸田恵梨香。松岡は、戸田演じる主人公の主治医という役どころで、彼女との共演シーンはシリアスな場面が多く、「台本見て、文章だけでできる、成り立つお芝居ではなかった」という。1対1での撮影が多く、演技テストの時からスタジオで起こる雑音が聞こえなくなるほど、戸田の演技に引き込まれたとも語った。
さらに松岡は、「テストででき上がっちゃってるんですよね」と振り返りつつ、「(戸田の)感情の出し方とか、抑え方とか、目の訴え方とか……戸田さんすごかったかな。何か、引っ張られましたね。引っ張られたというか、勉強させてもらった女優さん」とその演技力を大絶賛していた。
そして、最後に名前が出たのは、佐藤仁美。松岡は「すごい仲良くさせてもらってて、自分の妹分なんですけど」とあらためて紹介しながら、現在までドラマや舞台などで多数の共演経験があると回顧。10代の頃からの付き合いのために敬語もない間柄だといい、18年4月期の『家政夫のミタゾノ』第2シリーズに佐藤がゲスト出演した際は、2人の息の合ったやり取りを見たカメラマンから「夫婦か!」とツッコまれたこともあるとか。
松岡は佐藤について「気が楽」「だからこそできる芝居もあったりして」と、特別な存在であることを明かしながら、「ほかの芝居を見てても『うわ、やっぱ仁美すげえな〜』って」と唸らされることがあるそう。「仲良いってことはあるんだけど。それとは別に、やっぱどこかリスペクトして。佐藤仁美さんという女優として、自分の中にある」と語ったのだった。
この日の放送を受け、ネット上では「推しが推しを絶賛している……」「『大恋愛』の恵梨香ちゃんとのシーンは、画面越しに感じる雰囲気がなんかすごかったなあ」「佐藤仁美さんだけ立ち位置が違いませんか!? 『仁美』『お兄』って呼び合い、酒を酌み交わす関係」と反響が寄せられていた。