• 日. 12月 22nd, 2024

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山本高広、戸田恵梨香&水川あさみに“便乗”? 業界関係者が指摘する「声優転身」記事に反論の“真意”とは

 10月26日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)で“声優転身”を報じられたものまねタレント・山本高広が、翌27日にインスタグラムで記事内容は「嘘ばっか」などと反論。このところ、有名人による“週刊誌批判”が相次いでいるが、業界関係者の間では、「山本が訴えたい“真意”は真偽とは別にありそうだ」などとささやかれているという。

 山本といえば、2007年にバラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)で披露した、俳優・織田裕二のものまねをきっかけに大ブレーク。しかし、織田は翌08年7月にドラマの制作発表会見に登壇した際、マスコミの前で山本について「僕は笑えない」とコメントしており、同12月には、織田の所属事務所・BAC CORPORATIONから民放各局に対して、ものまねを制限する内容の通達があったことが明らかになっていた。

「そんな山本は近年、海外映画やドラマの吹き替えの仕事を増やしていましたが、今回『週女』は、彼が今年10月に移籍した芸能事務所・アクロスエンタテインメントに声優が多数所属していることや、かつて織田サイドからものまねを実質的に禁止されたことに触れ、“テレビ局関係者”の証言も交えながら『声優転身』とタイトルをつけて記事を掲載。すると、山本は発売翌日の27日にインスタを更新し、同誌のウェブ版『週刊女性PRIME』の記事タイトルを切り取った画像と共に「『どうして芸人辞めなきゃいけないんだ!!』(原文ママ、以下同)と訴えました」(芸能ライター)

 さらに、「芸能事務所関係者」など、証言を寄せている人物のことも疑問視し、「嘘ばっか」と批判。ここ数日、有名人がSNSで週刊誌に苦言を呈する動きが相次いでいる中、山本も報道に“待った”をかけたようだ。

「例えば、10月20日発売の『女性自身』(光文社)のウェブ版で仕事の“連続ドタキャン”を報じられていた女優・戸田恵梨香は、山本の声優転身説が掲載された26日発売の『週女』で、仲良くしていたはずの女優・水川あさみと関係が悪化していた……などと伝えられましたが、翌27日には戸田、水川が同時にインスタを更新して報道に抗議。その後、2人と同じ世代の女優・上野樹里がTwitterで『水川あさみちゃん、戸田恵梨香ちゃん、偉いよ!』と反応し、自身も女優仲間の長澤まさみとの関係をめぐって『仲悪いとか共演NGとか』と週刊誌に書かれて困惑していたことを明かしています。こうした流れに山本も便乗したのでは」(同)

 そして、同日夜に山本も声を上げたわけだが、業界関係者はその行為に首をかしげているようだ。

「『芸人を辞めたわけではないので、声優転身は話を盛りすぎ』ということなのでしょう。しかし、『嘘ばっか』という一言からは、山本が織田サイドからものまねを禁止され、仕事が減ったことについて否定しているようにも見えますが、こちらは事実。また、山本の前所属事務所・ワタナベエンターテインメント(以下、ナベプロ)は、退所したタレントに厳しいことで有名。元事務所の懇意にしている媒体からネガティブな記事が出るのはよくある話だけに、山本が本当に訴えたいのは『移籍がきっかけで“芸能界から?干された”みたいな扱いをしないでほしい』ということなのでは」(スポーツ紙記者)

 実際、おバカユニット「羞恥心」メンバーとして一世を風靡した野久保直樹は、09年4月に所属のナベプロに無断でブログを立ち上げ、記事内で独立を宣言する騒動を起こし、10年3月末まで芸能活動を休止。翌4月にナベプロから離れ、株式会社ブレークポイントに業務委託しているが、独立騒動の影響で仕事が激減し、現在もテレビ出演の機会がほとんどない状態だ。

「一方、山本が新たに所属したアクロスエンタテインメントは、確かに声優が多いものの、元人気ジャニーズJr.の浜田一男(現在は浅倉一男名義で俳優)が所属していることなどから、一部で『しがらみをあまり気にしない事務所』として有名。ジャニーズやナベプロなど大手事務所を辞めると、芸能界的に“前科一犯”扱いされる風潮は残っていて、移籍先が見つからないという話もよくあるだけに、同プロに救われる者も少なくないようです」(同)

 果たして山本が本業のものまね芸人として織田以外の“十八番”で勝負できるのは、一体いつになるだろうか。

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