11月1日、チャンネル登録者数152万人を誇る男女YouTuberコンビ・パオパオチャンネル(ぶんけい、@小豆)がライブ配信を行い、「2022年の4月末で、パオパオチャンネルを終了します」と報告。その理由をめぐり、ネット上で賛否が飛び交っている。
今年6月にダンスボーカルグループ「超特急」の元メンバー・福田佑亮との交際をTwitterで発表し、過去の“匂わせ行為”がネット上で批判を浴びた@小豆。今回のライブ配信で、ぶんけいは「あーずー(@小豆)の彼氏さんの件で、(パオパオチャンネルが)活動できなくなってるんじゃないかといううわさ」があるとした上で、「そんなことでは終わらない」と断言。福田は同チャンネルを応援しているといい、終了の理由は「2人とも独り立ちしたい」「1人でかなえられてるものがない」からだと説明した。
パオパオチャンネルは19年1月にチャンネル登録者数100万人を突破したが、同6月に「1人ずつ夢を成し遂げたい」との理由から無期限の活動休止を発表し、個人活動に専念。今年1月23日に動画の投稿を再開したものの、今回の「終了」発表に至っている。
ライブ配信の中で、ぶんけいは「みんな(視聴者)の熱量とか愛情と、僕たちがパオパオチャンネルの一員であるということの認識が、(活動休止中の)1年8カ月の間に、僕はちょっとずつ薄れていた」と言い、「(再開時に)自分ってパオパオチャンネルの人間として、みんなが見てくれてるんだなっていうことを、うれしさと悔しさと、同時に感じた」「自分たちの中で、パオチャンのぶんけいと、パオチャンじゃないぶんけいを比較しちゃって、それがいつの日か頑張れなくなっちゃったんですよ、ぶんけいであることを」などと、複雑な感情を明かした。
同様に@小豆も「パオパオチャンネルの自分への悔しさとか、そういうことがあって、なんか……」と言葉を濁しつつ、今後は個人活動に専念したいと話していた。
なお、来年4月まではこれまで通りの動画投稿を行うほか、月1回の生配信も予定しているという。ネット上では、“独り立ちしたい”という2人に対し、「目標に向かって頑張ってくれることがうれしい」と理解を示すファンや、「2人のことが大好きだから、本音を言えば辞めてほしくない」「パオチャンは私の青春だったから、ショック」など、惜しむ声も相次いでいる。
「ただ、ファンの中には『今すぐ辞めたそうな顔してるのに、来年までダラダラ続ける意味がどこにあるの?』といった厳しい意見や、『個人活動なんてパオチャンやっててもできるはず。やっぱりあーずーに彼氏ができたのが原因でしょ?』『彼氏問題のほかに、理由が見当たらない』と訝しむ声もあり、2人の終了理由に納得できないファンは少なくないようです」(芸能ライター)
ちなみに、ぶんけいの個人チャンネルの登録者数は約16万人(11月2日現在、以下同)で、@小豆の個人チャンネルは約66万人と、「パオパオチャンネル」の152万人にはほど遠い。ただ、ぶんけいがCEO兼クリエイターを務める映像制作会社「ハクシ」では、大手メーカーのプロモーションムービーやアーティストのミュージックビデオ制作などを手がけており、彼に関しては、“ハクシが本業”と見るファンもいるようだ。
「一方、今後もYouTubeでの活動が中心になると思われる@小豆ですが、個人チャンネルには月1~2本ほどしか動画を投稿しておらず、ネット上では『個人活動やりたいって言うわりに、全然動画上げないよね』『個人活動は期待したほどの頑張りが見えないから、もう応援できない』『2人で活動してるのが好きだったから、個人活動は追いません』といった辛辣な声も。『パオパオチャンネル』が人気だからといって、今後の個人活動も安泰とはいえないでしょう」(同)
モヤモヤとした気持ちを抱えるファンも多いようだが、あと半年で「終了」を納得させられるだろうか。