11月1日、V6が千葉・幕張メッセで『LIVE TOUR V6 groove』の最終公演を開催し、同コンサートをもって解散した。1995年11月1日にCDデビューしたV6は26年もの月日を駆け抜け、6人はファンに惜しまれながら別の道を歩むことに。公演終了後は、早くもそれぞれが新たなスタートを切っている。
今ツアーは新型コロナウイルス感染対策を講じつつ有観客で行われ、最終公演は、映像配信サービス「Johnny's net オンライン」で生配信を実施。サーバ障害といった大きなトラブルもなく、公演は無事に幕を閉じた。
コンサート後、もっとも早くファンに生の声を届けたのは三宅健。日付が変わって2日の深夜0時から、ラジオ番組『三宅健のラヂオ』(bayfm)の生放送に出演したのだ。三宅はV6解散によって寂しい思いをしているファンのために、インスタグラムのアカウントを開設すると発表し、ラジオ中に3分間だけインスタグラムでライブ配信を実施。その最中に井ノ原快彦と長野博が“乱入”するという、うれしいサプライズもあった。
また、森田剛がライカのカメラを買ったことを知り、三宅も同じ商品を購入したと告白。もともと、岡田准一も写真をよく撮っていたそうで、三宅は3人のユニット「Coming Century」の頭文字が“CC”だと触れつつ、「僕がライカのカメラを購入すれば、Coming Centuryあらため、“カメラセンチュリーボーイズ”になれるんじゃないかと思って」と購入の理由を語っていた。
「特に森田と三宅はジャニーズJr.時代から『剛健コンビ』と呼ばれ、根強い人気を誇っていた2人。森田は解散後、ジャニーズ事務所を退所してしまいましたが、カメラの一件を受けて、ネット上のファンは『剛健はいつまでも剛健なんだ……!』『お揃いのカメラを持ってる剛健、最高!』などと感激。ラジオ終了後、三宅はインスタグラムのストーリーズに、そのカメラとみられる写真をアップしていました」(ジャニーズに詳しい記者)
一方、同日2日には岡田が主演映画『燃えよ剣』の公開御礼舞台あいさつに登場。コンサート後は「さすがに眠れなくて」、嵐・松本潤にもらった「95年もののワイン」を飲んで過ごしたと明かした。なお、この日は茶色の革靴を履いて登壇したが、これは中居正広からのプレゼントで「『OKADA』と『V6』って(靴に)書かれているんですけれど、それを履きながら、ここに立っております」と報告していた。
「年上組の長野、井ノ原、坂本昌行は、これまでにも存在していたユニット・20th Centuryの活動を継続していきます。3人によるラジオ番組『V6 Next Generation』(JFN系)は、グループ解散に伴いタイトルが『新NEXT GENERATION』に変更されたとのこと。さらに、三宅、岡田は個人で、坂本ら3人は20th Century名義のファンクラブが誕生。11月2日には20th Centuryのファンクラブ会員のもとに、“粗品”と書かれた贈り物が届いたそうです」(同)
SNS上では「トニセンからの粗品、思わず笑っちゃった。かわいい!」「FC会員証よりも先に粗品が届いた(笑)。仕事が速い!」「トニセンから粗品をいただいた。V6ロスの心に染みるよ、ありがとうございます」「トニセン、粋だなぁ~。11月2日に届けてくれるって、どこまでもファン思いだね」などと、喜びのコメントが寄せられている。
そんな中、ファンに衝撃を与えたのは、ジャニーズ事務所を去った森田に関するニュース。11月2日より、妻で女優・宮沢りえとの新事務所「MOSS」で再スタートを切ることが明らかになったという。
解散翌日の11月2日、各スポーツ紙のウェブサイトなどが新事務所設立を報じると、V6ファンの間では「どこにいても応援する!」「さっそく剛くんの動向が確認できて安心。新しい門出を心からお祝いします!」「剛くん、りえちゃん、新事務所設立おめでとうございます。これからの活動が楽しみ」「2人を応援しているし、ずっと幸せでいてほしい」などと、祝福の声が続出した。
「一方、10月26日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)で、森田は宮沢の個人事務所『エムツー企画』に移籍するのではないかと報じられていたため、ファンの中には『こうなるだろうと思ってた』という納得の反応もあれば、『さすがに解散翌日にこの発表はしんどい』『私たちからV6を奪ったのはこの女だね』『昨日の今日でこれを発表する神経がわからない。もう剛くんのこと推せない』『きっとこの日を待ってたんだろうね。私が必死に追いかけたアイドル・森田剛とはお別れだ』など、否定的な意見も見受けられました」(同)
新事務所に関して賛否両論が噴出してしまった森田を含め、今後も6人それぞれの活動に引き続き注目が集まる。