TOKIOの冠番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)が11月3日に放送された。この日の“友達ゲスト”は俳優の森山未來。女性代表ゲスト枠「エンジェルちゃん」として、女優の伊藤沙莉も登場した。
この日も恒例企画「友達ってことで聞いていいですか?」で、TOKIOメンバーとゲスト2人がさまざまなトークを展開。森山はまず、「これだったら日本100位以内 ナニ選手権?」という、ゲストの知られざる特技や趣味を探る番組おなじみの質問カードを引き当てた。
「なんでしょう……」としばらく回答に悩んだ森山は、「あっそうだ! これですよ、ボク」と、指の関節をボキボキと11回ほど鳴らし続け、伊藤は「えっ!?」と戸惑いながら苦笑い。しかし松岡昌宏は、「それだったら勝負したのに!」と名乗りを上げ、同じように指や手首、首の関節を鳴らし始めること19回。「まだ鳴るよ」とドヤ顔を浮かべ、森山の回数をあっさりと上回ってしまった。
そんな松岡は、森山に「舞台ですごいと思った人誰?」と質問。松岡自身、「三度ぐらいかな? 拝見してるんです。舞台」と、森山の出演舞台を観劇したことがあるといい、「今までいろんな方と舞台をおやりになってきたと思うし、見てきたと思うんですけど、この人はすごかったって(人は誰)?」と問いかけた。
ちなみに松岡自身は、「劇団☆新感線の演出家のいのうえさん」と、同劇団の主宰であり演出家のいのうえひでのり氏の名前を挙げ、「いのうえさんが僕ら(出演者)に芝居をつけてくれるんですけど、その芝居をつけてくれるいのうえさんの芝居に、僕は勝てないんです」と敗北宣言。
松岡によると、「これ、結構“新感線(の舞台を)やった(ことがある)人あるある”」とのこと。「いのうえさんの芝居が一番面白くて、すごくへこたれる」といい、「舞台では、(すごいと思うのは)いのうえさんだなっていうのがある」と感慨深そうに話していた。
一方の森山は、「劇団☆新感線で縛るなら、高田聖子さんですね」と回答。松岡も「聖子ちゃんは、僕(付き合いが)長いんですよ」と語り、一緒に食事をする仲なんだそう。「(高田の)実家、有名なお寺ですよ!」とも話し、森山が「なにがすごいって、そこなんですよ!」「家が法隆寺」(森山)と明かすと、スタジオは騒然。松岡が「あの法隆寺ですよ! その娘なの!」と声を荒らげる一幕も。
また、伊藤がすごいと感じたのは、2005年放送の連続ドラマ『女王の教室』(日本テレビ系)で共演した天海祐希だそう。生徒役だった伊藤がほかの出演者たちと本番前に騒いでいたところ、教師役の天海から緊張感を持つよう指摘されたことで、役の気持ちになりきることができたと振り返った。
この日の放送に、ネット上では「高田聖子の実家が法隆寺って話、初めて知った」「すごすぎない!?」と驚く声のほか、「松岡くん、芝居に対して本当に真摯」「芝居好きだから悔しがったりへこたれたりするんだろうな」「もっと新感線の舞台出てる松岡くん見てみたい」という声が集まっていた。