「Yahoo!ニュース」が、秋篠宮家の長女・眞子さんと結婚した小室圭さんに関する複数の記事のコメント欄(通称ヤフコメ)を“非表示”にしたことが話題となる中、ある有名女優の復帰を伝える記事も非表示になっていたようだ。
ポータルサイト「Yahoo! JAPAN」は10月19日、コメント欄をAI(人工知能)で自動的に非表示にする新機能を導入。プレスリリースによると、「ユーザーのみなさまが安心して利用できることがなにより重要であると考えており、人権侵害や差別に当たりうる投稿は一切許容していません」といい、新機能では「一定以上コメント数がある記事のコメント欄を対象に、AIが判定した違反コメント数などの基準に従い、コメント欄を自動的に非表示とする」という。
加えて、同サイト広報は、AIの判定に関して“媒体”や“記事の内容”は「関係ない」と説明しているが、その独自の基準は謎が多い。
「『違反コメント数などが基準を超えた』との理由でこれまで非表示になったのは、小室さんや母・佳代さんの関連記事のほか、先月24日の中国・武漢マラソン延期のニュースや、同31日の東京・京王線車内での刺傷事件の記事、イギリスで開催中のCOP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)の会場近くで環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんがデモに参加したニュースなど。一方、芸能ニュースは対象になりにくいのか、今のところネット上で『非表示になっている』と大きな話題にはなっている様子はありません。バッシングが集中している木下優樹菜の記事でさえ、非表示は今のところ見当たりませんね(11月5日時点)」(芸能ライター)
そんな中、同28日にニュースサイト「NEWSポストセブン」が報じた「唐田えりか『デリヘル嬢』役で映画出演へ 大胆シーンで電撃復帰なるか」と題した記事のコメント欄が現在、非表示となっている。記事は、東出昌大との不倫騒動でほぼ活動休止となっていた唐田が、10月上旬から撮影中の映画『死体の人(仮)』に“死体役ばかり演じる俳優(主人公)と交際するデリヘル嬢”という役柄で出演するという内容だ。
「唐田に関するどんなコメントが違反と判断されたかは不明ですが、ネット上では不倫騒動と役どころを絡めた偏見めいた書き込みも見られるため、そういった言葉が不適切とみなされたのかもしれません。なんにせよ、復帰を歓迎するような書き込みが並んでいれば非表示にはならなかったでしょうから、彼女が前途多難なのは確かでしょう」(同)
新機能が話題のヤフコメだが、今後どんな記事が突如、非表示になるのかますます注目されそうだ。