11月1日、千葉県・幕張メッセで開催されたV6のラストコンサート『LIVE TOUR V6 groove』。当日はTOKIO、KinKi Kids、嵐メンバーら多くのジャニーズタレントが会場に駆けつけ、V6としての最後のパフォーマンスを見届けていた。公演後、深夜0時から生放送で行われた三宅健のラジオ番組では、コンサート後にジャニーズの先輩・後輩が一堂に介していたと明らかに。後日、その場にいた後輩が自身のラジオ番組で“地獄の時間”だとして振り返った。
三宅はコンサート終了後、『三宅健のラヂオ』(bayfm)に生登場。放送中には井ノ原快彦&長野博がサプライズで現れ、番組に飛び入り参加する一幕もあった。井ノ原は、先に会場を後にした三宅に「あの後、めちゃめちゃ後輩たちにとっては“地獄の時間”だよ」と、その後の模様を報告。事態を知っていた様子の三宅が「太一くん(TOKIO・国分太一)のせいでね」「『今日のV6のラストコンサートの感想を一人ひとり言っていきましょう』とかっていう地獄の会が始まっちゃったんでしょ?」と話していると、「しかも俺たち全員、V6が座って、その前で(後輩たちが)一人ひとり言ってくっていう(笑)」と長野が状況を説明。井ノ原は「めっちゃ良かったよ」「ちょっと泣けたね」と、感慨深げに述べていた。
その放送から2日後、4日放送のラジオ『ジャニーズWEST 桐山照史・中間淳太のレコメン!』(文化放送)では、桐山と中間が「こないだ、V6さんの最後のライブにWEST全員で行ったんですよ」と報告。V6の楽曲「Believe Your Smile」は2人が初めて一緒に歌った曲だったこともあり、ライブでのステージを見て「スゴいジーンときた」(中間)「ユニット組んで一番最初に歌わせてもらった曲」(桐山)と自身の若かりし頃の思い出まで蘇ったようだ。
そして、公演後は井ノ原が話していたとおり、「みんなで集まってね。『お疲れ様でした!』みたいな。言う時があったら、変なノリになってね。太一くんが、TOKIOの。『後輩一人ずつ今日のライブの感想をV6に伝えよ!』みたいな時間になりましてね。井ノ原くんが言ってた時間をちょうだいしますね。ホンマ、“地獄の時間”でしたよ」と回顧。V6ほどの先輩ともなると、共に仕事をする機会が少なかったためか、「そこまで接点がないから余計に。誰やねん! って思われながら感想を言うっていう」と、中間にとってつらい時間だったとか。また、桐山は「でもブイさん、優しいね! 井ノ原くんとか坂本(昌行)くんもそうやけど、笑いながらイジってくれてさ。『そんな心に響かないよ~』みたいな、イジってくれるけど。もう冷や汗モノですよね」と心境を打ち明けていた。
なお、現場にはKinKi Kids・堂本光一&堂本剛、KAT-TUN・亀梨和也、嵐・松本潤らも同席していたといい、「なんかわからんけど、全員立ったもんな。『ヤバい! 俺の番が来る!』って思ったんやろな」(桐山)と順番をめぐってもハラハラしていたといい、そんな中、トップバッターは桐山だったとか。
「イスが並んでんな。で、ブイさんが座って、前に面接のように1個イスがポンって置かれたから、みんな『えっ、えっ……』ってなってるから、『いや、それキツないですか!』って俺がツッコんでもうたら、『おい、桐山来い!』ってなって、俺から始まっちゃって。でも、『この感じでいったら時間がかかりすぎるから』言うて、『グループでいこう』って」
こうして桐山が先陣を切り、「最後は松本くん……あ、キンキ(KinKi Kids)さんや! キンキさん2人とも言ってた。そこまでいったらさ、もう昔話も踏まえの、ちょっと笑いもありーの感動も……。もう俺らなんか、『カッコよかったっす!』っていう」(桐山)「うっすいの、俺らのコメント」(中間)と、笑っていたのだった。
この放送を受け、リスナーは「まさかの照史くんがトップバッターだった(笑)」「関西人の血が騒いだばっかりに、挨拶はWESTからだったんだ(笑)」「ひえー! 桐山さんから挨拶が始まったの? 裏話うれしい」「照史くん、その面々の中でしっかりツッコめるのがスゴい」「“地獄の時間”の話してた! 何年たっても記憶に残る思い出になったんだろうな~」と、反応。多くのジャニーのファンにとって、桐山たちのリアルな感想は貴重だっただろう。
今後も、出席者から当日のこぼれ話が聞ける機会を心待ちにしたい。