タレント・宮迫博之のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」。登録者数141万人を誇る人気チャンネルだが、このところ、再生回数の落ち込みぶりがネット上で話題になっている。
同チャンネルでは10月以降、22本の動画を投稿しているが(11月10日正午時点、以下同)、再生回数が30万回を超えているのは7本のみ。中には10万回に達していない動画も見られ、加えてジャニーズグループ・V6の解散翌日の11月2日に公開した“歌ってみた”動画「V6 / 愛なんだ(チーム宮迫 Ver.)」も約12万回と、宮迫にしては寂しい数字が目立つ。
「30万回再生を超えているのは、ホリエモンこと堀江貴文氏、キングコング・西野亮廣、インパルス・堤下敦とそれぞれ共演したコラボ動画や、人気YouTuber・ヒカルと共同出資する焼肉店プロジェクトに関する謝罪動画などで、通常企画の動画は明らかに数字が落ちています。単純に飽きられた可能性もあるでしょうが、8月に雨上がり決死隊が解散してテレビ復帰が絶望的になったことで“大物芸能人”のイメージが薄れ、宮迫の影響力が落ちた影響もありそうです」(芸能ライター)
そんな低迷ぶりに拍車をかけているのが、10月26日に公開された動画「【街中検証】『宮迫です』ポーズを完璧にできたら、ガチで100万円あげます!」や、11月9日公開の「【盗難事件】犯人の情報をくれた方に10万円払います」といった現金プレゼント企画だ。
前者は、道行く人に“完ぺきな宮迫ポーズ”にチャレンジしてもらい、合格すれば100万円を贈呈するという企画で、動画内での合格者はゼロだった。一方の後者では、宮迫がプロデュースするファッションブランド「ZILVER(ジルバ―)」の商品をイベントで展示した際、サンプルとして制作したブルゾンが「盗まれた」と報告した上で、犯人の情報を提供した人には「10万円さしあげます」と告知している。
「動画タイトルに大金の金額を入れると、視聴者の興味を引きやすいことから、多数のYouTuberもやっている“定番の企画”といえます。ただ、有名芸能人である宮迫が手を出したことにショックを受ける視聴者は多く、ネット上には『こういう下品な企画はやってほしくなかった』『宮迫さんのチャンネルでは、お金をチラつかせないほうが……』『こういう金ばら撒き企画をやるなんて、ちょっと悲しい』といったコメントが相次いでいます」(同)
そんな中、宮迫のYouTube活動を全面的にバックアップしていることで知られるヒカルが、今月7日までにTwitterのプロフィール欄から「宮迫の名前を消した」と話題になっている。
ヒカルは長らく「島田紳助さんを尊敬してます」という文を掲載していたが、今年4月から「宮迫博之を尊敬してます」に変更し、動画内でも宮迫を「父」と呼ぶなど慕っている様子だった。しかし、最近になって「桓騎を愛してます」と漫画『キングダム』(集英社)の登場人物を敬愛する内容に差し替えられたのだ。
とはいえ、ヘッダー画像は以前と変わらずヒカル、宮迫、手越祐也のスリーショットが使われており、ヒカルの一部ファンも「2人の関係は今、どうなってるの?」「絶交状態ではなさそうだけど……」と困惑しているようだ。
「ヒカルと宮迫は、7月に“日本一の焼肉店”を作る共同出資プロジェクトを本格始動すると発表。店舗名は『牛宮城』に決まり、8月時点では『10月初旬に東京・渋谷でオープンする』と報告していました。しかし、宮迫チームが主導して9月に行った開業前の最終チェックで、肉の品質管理などに問題が発生。料理を試食したヒカルが『全然おいしくない』『悪質な店。こんなのヤバイやん。詐欺みたいな話』などと激怒し、開業は先送りとなりました」(同)
そこで宮迫は先月19日、「牛宮城」の問題改善に注力するため、YouTubeの更新ペースを「週5から週3に減らす」と動画内で発表。「みんな(スタッフ)も本当に寝ずにいろいろ動いてる」「いっぱいいっぱい」と語っており、「すごく疲れてるように見える」と心配する視聴者も多かった。
「最近、宮迫チャンネルの“企画力”に多くの視聴者から疑問の声が寄せられていて、『企画がしょぼい。スタッフを変えたほうがいい』『焼肉店のほうが大変で、YouTubeまで手が回らないの?』といった指摘も。ただ、焼肉店プロジェクトの対応と動画制作でてんやわんやな状態に陥っているとしたら、再生回数が伸びそうな“100万円企画”に手を出してしまったのも頷けます」(同)
吉本芸人を中心とした“闇営業騒動”以来の危機的状況といえそうな宮迫。ヒカルから見放されないといいが……。