11月19日、『第63回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系、12月30日放送)の優秀作品賞や新人賞に選出された作品およびアーティストが明らかになり、さらに『第72回NHK紅白歌合戦』(12月31日放送)の出場者も公表された。そんな中、ネット上では『レコ大』と『紅白』、どちらの発表内容にもシンガーソングライター・優里の名前がないことについて、さまざまな声が寄せられているようだ。
「まずは『レコ大』ですが、昨年は歌手・LiSAの楽曲で、大ヒット映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』の主題歌に起用されていた『炎』が大賞を受賞。今年も彼女が歌うテレビアニメ『鬼滅の刃 無限列車編』(フジテレビ系)のオープニング曲『明け星』のほか、3人組バンド・Awesome City Clubの『勿忘』や、オーディション企画『Nizi Project』から誕生したガールズグループ・NiziUの『Take a picture』などが優秀作品賞に選出されています。新人賞には、オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』から誕生したボーイズグループ・INIなどが選ばれました」(芸能ライター)
ちなみに、Awesome City Clubは『紅白』にも紅組で初出場することが発表され、白組にはジャニーズ事務所のKAT-TUNやSnow Man、また俳優としても活躍中の北村匠海がボーカルを務めるDISH//などが初出場を果たす。ネット上でも各アーティストのファンたちが盛り上がっているが……。
「一部メディアに『「紅白」初出場濃厚』と報じられていた優里の名前はなく、ストリーミング再生回数4億回を突破した彼の大ヒット曲『ドライフラワー』も『レコ大』に選ばれていません。同曲はビルボード・ジャパンの総合チャート『HOT 100』にて2021年上半期の第1位を獲得していますし、現在も優里が歌う『ベテルギウス』が連続ドラマ『SUPER RICH』(フジテレビ系)の主題歌に起用されているなど、活躍していることは間違いないだけに、ネット上のファンは『なんで「紅白」にも「レコ大」にも選ばれてないの!?』『優里くんの名前がないのはおかしい』『これはさすがに不自然すぎるでしょ。誰か偉い人でも怒らせた?」』とザワついています」(同)
中には、「『ドライフラワー』が『レコ大』に選出されないのは、配信限定リリース曲だから?」という声もあるが、昨年の『レコ大』で優秀作品賞に選ばれていた瑛人の「香水」も当初は配信リリース曲だった(後にAmazon.co.jp限定で自主制作CD-R盤も販売)とあって、「『香水』がOKなら『ドライフラワー』も選ばれていいはずなのに……」などと不満に思うファンもいるようだ。
「ただ、『“例の報道”でイメージが悪化したせい?』という指摘も。優里は今年2月11日、ニュースサイト『文春オンライン』によってハロー!プロジェクト(以下、ハロプロ)のアイドルグループ・Juice=Juiceのメンバーだった高木紗友希との“半同棲”が報じら、さらに同27日配信記事では彼の“3股疑惑”が浮上。それでも優里は、今日まで何ごともなかったかのように活動を続けているのですが、ネガティブなイメージがついてしまったのは事実。『レコ大』や『紅白』に落選した理由はほかにあるのかもしれませんが、『スキャンダルが影響したのでは?』と考えるネットユーザーは少なくないようです」(同)
なお、一連の報道が出る中、高木はハロプロおよびグループでの活動終了が発表され、3月末には所属していたアップフロントプロモーションとの契約も終了。そんな高木とは対照的に、“ノーダメージ”に見えていた優里に反感を抱くハロプロファンも多かったため、彼が今回『レコ大』や『紅白』に選ばれていたら“大炎上”していたかもしれない。