眞島秀和が主演を務める連続ドラマ『#居酒屋新幹線』がTBSの「ドラマイズム」枠(火曜深夜、初回は1時28分~)にて、12月14日からスタートすることが発表され、ネット上では「田中圭の誕生日パーティの人でしょ?」「新幹線での飲酒を推奨しないで」と物議を醸しているようだ。
オリジナル脚本である同ドラマは、損保会社の内部監査室で働くサラリーマン・高宮進(眞島)が、日帰り出張先で出会ったツマミと酒をテイクアウトし、帰りの新幹線内で堪能するという内容。グルメドラマ初主演の眞島は、「なんて地味なドラマなんだと思ったのと同時に、とってもワクワクしました。しかも行き先は東北方面という東北出身の僕にとってしっくりくる有難い設定。というわけで、深夜にささやかなご飯の誘惑、居酒屋新幹線が開店。皆様もぜひ、オリジナルの居酒屋新幹線を開店してみてください! 楽しいですよ」とコメントを寄せている。
ドラマ公式Twitterの告知投稿には、「新幹線が居酒屋に 贅沢なテイクアウトグルメドラマ」の文字が躍っており、ネット上では「グルメドラマ好きだから楽しみ」「酒飲みにはたまらないドラマ!」と期待を寄せる声が上がっている。
しかし、その一方で、物語のコンセプトが松重豊主演の人気シリーズ『孤独のグルメ』(テレビ東京系)を「彷彿とさせる」という指摘や、「新幹線の中で食べ物のいろんな匂いがするのが苦手」「実際、これを新幹線の隣でされたらめっちゃ困惑する」「飲むなとは言わないけど、新幹線の飲酒を推奨するのはやめてほしい」と否定的な声も目立つ。
ちなみに、引き合いに出されている『孤独のグルメ』は、同名漫画(扶桑社)を原作として2012年からドラマ化され、今年7月期にはSeason9が放送されるなど人気シリーズに成長。主人公の井之頭五郎は“下戸”という設定のため、居酒屋に行くことはあっても酒を飲むシーンはなく、『#居酒屋新幹線』とはキャラクター設定が異なる。
「コロナ禍で一時、新幹線での酒類の販売が全国的に停止されていましたが、10月から多くの新幹線や在来線特急列車で社内販売が再開。これに対し、ネット上では『再開してほしくなかった』という反対意見や、『禁煙車両があるんだから、禁酒車両を作ってほしい』という要望も見受けられました。『#居酒屋新幹線』では、主人公の飲酒シーンもあるようですし、車内飲酒で不快な思いをした経験がある人たちは、『新幹線は居酒屋じゃない!』と拒絶反応を示しています」(芸能ライター)
また、眞島といえば、7月28日にニュースサイト「文春オンライン」が報じた“田中圭20人パーティ報道”を受けて謝罪したことも記憶に新しい。記事によると、東京都にはまん延防止等重点措置が発出されていた同10日、眞島と俳優・鈴之助が主催する形で、田中の自宅マンションにて20人以上が集まる誕生日パーティが開かれたという。
この報道を受け、眞島は所属事務所のTwitterで「このような時期に、良識のない行動を取りましたことを深く反省しております。今後、自らの行動を律し、信頼回復に努めてまいります」と謝罪していた。
「『文春』に掲載されたパーティの集合写真には、シャンパンと思しきボトルや缶チューハイ、酒がつがれたグラスなども写っており、眞島らはコロナ禍にもかかわらず深夜に大人数で酒盛りをしていたようです。この報道の印象が強いためか、今回のドラマに対して『眞島と酒っていったら、自粛破りパーティしか思い浮かばない』『スキャンダルを連想させるようなドラマに出て、大丈夫なの?』という声が上がっています」(同)
放送前から賛否を呼んでいる『#居酒屋新幹線』だが、『孤独のグルメ』のように多くの支持を集めることはできるだろうか。