今年5~10月まで放送されたNHK朝ドラ『おかえりモネ』でヒロインを務めた女優・清原果耶が、来年1月期の“スポ根”ヒロインのラブコメ『ファイトソング』(TBS系)で民放ドラマ初主演を務める。同作で清原は、空手一筋の主人公・木皿花枝を演じるそうだが、「相手役にも“朝ドラ俳優”が起用されたようだ」(スポーツ紙記者)という。
清原は、2015年度後期の朝ドラ『あさが来た』で女優デビュー。19年度前期放送の『なつぞら』にも出演し、『おかえりモネ』では主人公・永浦百音を演じた。
「そんな清原が来年1月から主演を務める『ファイトソング』は、児童養護施設で育ち、空手の日本代表を目指してきた花枝の物語。脚本家・岡田惠和氏のオリジナル作品で、現時点で発表されているキャストは清原だけですが、ほかに花枝と運命の出会いを果たすミュージシャン・芦田春樹、花枝の幼なじみ・夏川慎吾というキャラクターが登場し、彼らとの“三角関係”が描かれるとのことです」(芸能ライター)
清原が民放連ドラで初主演することになったのは、やはり『おかえりモネ』で注目度が上がったからだろう。そして、相手役も同じく朝ドラ俳優が起用されているようだ。
「業界関係者によれば、間宮祥太朗がキャスティングされているそうです。間宮は昨年の『麒麟がくる』でNHK大河ドラマ初出演を果たし、今年7月公開の大ヒット映画『東京リベンジャーズ』にも出演するなど、今ノリにノッている俳優といえますが、18年前期の朝ドラ『半分、青い。』にも、永野芽郁の夫役で登場。関係者の間では、彼は同作での起用を機に幅広い年代に認知され、話題作への出演を増やした……といわれています。清原も今後さらに活躍することが見込めますし、間宮との“朝ドラコンビ”でまずは『ファイトソング』を成功させたいところでしょう」(前出・記者)
なお、『ファイトソング』が放送されるTBS系「火曜ドラマ」枠では、現在『婚姻届に判を捺しただけですが』(以下、『ハンオシ』)を放送している。『ハンオシ』で主人公・大加戸明葉を演じている清野菜名も『半分、青い。』に出演しており、明葉の相手役・百瀬柊を演じる坂口健太郎は『おかえりモネ』の菅波光太朗役で、百音とラブストーリーを繰り広げた。
「清野&坂口の『ハンオシ』は、11月16日に放送された第5話の世帯平均視聴率が自己最高の10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。この調子で良い流れを作ってもらえたら、次期の『ファイトソング』の清原&間宮もさぞ気合が入るでしょう」(同)
偶然にも2期連続で『おかえりモネ』と『半分、青い。』出演者がシャッフルでメインを張ることになりそうなTBSの「火曜ドラマ」枠だが、今年を締めくくる『ハンオシ』と、来年一発目の『ファイトソング』、どちらも盛り上がりに期待したい。