人気YouTuber・ヒカルが撤退し、一時は暗礁に乗り上げたタレント・宮迫博之による「牛宮城」開業プロジェクト。宮迫は11月18日、自身のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」内で、開業をサポートする新たなパートナーの存在を明かしたが、ネット上には「結局、人任せになりそう」と否定的な声もあるようだ。
宮迫とヒカルは、7月に“日本一の焼肉店”を作る共同出資プロジェクトを始動すると発表。8月には店舗名が「牛宮城」に決定し、「10月初旬に東京・渋谷でオープンする」などと告知していたが、9月に宮迫チームが主導して行った試食会で肉の品質管理などに問題が発生。メニューを試食したヒカルが「全然おいしくない」「悪質な店。こんなのヤバイやん。詐欺みたいな話」などと激怒し、開業は先送りに。加えて今月11日、ヒカルのプロジェクト完全撤退が発表された。
ヒカルに見限られてしまった形の宮迫だが、18日公開の動画内で、多くの視聴者から「宮迫も撤退するべき」との意見が寄せられたことを明かしながらも、「すいません、撤退はいたしません」「オープンはできますし、します」「オープンさせます、間違いなく」と断言。これまで、同プロジェクトには人気焼肉店経営者の森田隼人氏がアドバイザーとして参加していたというが、「今回、森田さんにお願いすることはいたしません」と関係解消を報告した上で、動画の最後に新たな協力者として“謎の男性”が登場した。
「宮迫いわく、この男性とは偶然寄せられたコメントをきっかけに『奇跡的なつながり』で出会ったとか。今回の動画で正体は明かされませんでしたが、次回予告で『謎の男は大将軍』とヒントが出ていたことから、ネット上では富山の人気焼肉店『大将軍』をはじめ、東京・新宿などで展開するハンバーガーショップ『SHOGUN BURGER』や韓国豚焼肉専門店『BUTAMAJIN』など15店舗を経営する本田大輝氏だと予想されています。同氏が社長を務める株式会社ガネーシャでは、店舗経営だけでなく店舗プロデュース業や精肉事業も行っているため、宮迫にとって心強いパートナーになるのでは」(同)
動画のコメント欄には、視聴者から「強力な助っ人のようなので期待してます!」「牛宮城が完成したら絶対行きます!」「とても大変だと思いますが、チームの皆様がんばってください。応援してます!」などとエールが寄せらる一方、SNSなどには「もはや企業に飲食プロデュースを任せただけにしか見えない」「ビジネス臭が一気に増した」「ヒカルとの手探りな感じが面白かったのに、結局また人任せになりそう」といった疑問の声も見られる。
「現在、『飲食業界を盛り上げたい』と繰り返し語っている宮迫ですが、もともと店舗デザインはヒカルチームに、メニューは自身のスタッフに任せきりだったこともあり、『牛宮城』を“こんな店にしたい”といったこだわりは見えない状況。当初は、宮迫とヒカルが一から焼肉店を開業させる点に面白味があったものの、ヒカルが撤退したことで同プロジェクトに興味を失った視聴者が多いうえに、焼肉業界のやり手社長が登場したことで、『つまらない展開』とがっかりした視聴者も少なくないようです」(同)
すっかり様変わりしてしまった「牛宮城」プロジェクト。やはり、素人が焼肉店を開くのは無謀だったということなのだろうか。