タレント・宮迫博之の長男で、お笑いコンビ・フライドポテトの藤井陸が、11月22日放送のラジオ番組『さらば青春の光 東ブクロの学生芸人YOAKEMAE』(ラジオ関西)に出演。YouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」での親子共演を、宮迫から何度も打診されていることを告白した。
小学校の頃から芸人を志していた藤井は、中学時代に幼なじみの山口将とコンビを組み、高校時代は『お笑いインターハイ2017』など複数のお笑いコンテストで優勝。大学生となった現在は、専修大学のお笑いサークルに籍を置きながら、芸能事務所・K-PROに所属し、プロ芸人としても活動している。
「『藤井』は母親の旧姓だそうで、2018年に吉本興業主催の“高校生No.1漫才師”を決めるイベント『ハイスクールマンザイ』に関東地区代表として出場した際も、宮迫の息子であることを隠している様子でした。ちなみに、藤井は11歳の頃、アメリカのSFアクション映画『リアル・スティール』(11年)のCMナレーションで宮迫と親子共演を果たしており、当時『宮迫の長男が芸能界デビュー!』などとメディアで報じられ、話題になりました」(芸能ライター)
今回のラジオ出演で、宮迫の息子であることを「ずっと隠して(芸人活動を)やる予定だった」と明かした藤井。宮迫が父であると世間に露見した経緯については、「あまりにも事件が重なりすぎて、バレちゃったんですよ。ネットニュースで」と、17年に一部週刊誌がスクープした宮迫の不倫疑惑などが原因でだったと振り返った。
そんな宮迫とは現在「仲は良い」そうだが、一緒にお酒を飲んだ際には宮迫がお笑いについて熱く語りだすことがあり、藤井は父のお笑い論を「あんまり聞き入れたくない」と思っているため、決まってケンカになってしまうという。過去のケンカで、藤井が「浮気したくせに」と言い返した際には、宮迫から「馬乗りになって殴られた」こともあったそうで、家庭内で不倫の話題は「タブー」になっているとか。
また、藤井はこれまで、宮迫から「ちょっとYouTube出てみいへんか?」「オモロイと思うねん。一緒に漫才やろうや」と、自身のYouTubeへの出演を「5回くらい」打診されたとか。だが、そのたびに断っているといい、「(漫才の)ネタまで持ってこられたんですよ。それ見て、ちょっと引いちゃった」「おやじが作ったエンタメに乗りたくない」と、YouTube出演を拒絶している理由を正直に語った。
「フライドポテトの一般認知度はまだまだ低いものの、父親の知名度を利用することなく活動している藤井に、ネット上では『宮迫さんのYouTubeに出れば大きな話題になるのに、あえてそれをしない陸くんって偉い!』『純粋にお笑いが好きなんだろうな。お父さんの力を借りずに、ぜひとも売れてほしい』と称賛する声が上がる一方で、『宮迫親子の漫才見たいなあ』『フライドポテトの2人に、宮迫チャンネルに出てほしい』との要望も寄せられています。加えて、藤井の『馬乗りで殴られた』という告白には、『宮迫って家族にそんなことしてるの? 怖い』『浮気した自分が悪いのに、ひどすぎない?』とドン引きする人もいるようです」(同)
なお、宮迫は7月に妻と行ったYouTube生配信で、藤井との親子共演について「(息子は)自分の力でやりたいって気持ちが強いので、出てくれない」と明かし、「いつか本人がね、自力で頑張って売れたりとかしたら、一緒に出ることがあるかもしれません」と可能性について語っていた。
「宮迫のYouTubeチャンネルは現在、チャンネル登録者数140万人を記録(11月26日時点)しており、8月の143万人から緩やかに下降線をたどっている状況。同月には蛍原徹とのコンビ・雨上がり決死隊を解散し、テレビ復帰は絶望視されています。以前までの“大物タレント”というイメージが薄れつつあることも、視聴者離れの一因でしょう。そんな不安定な状況のため、宮迫は家族をYouTube動画に総動員させている“カジサック”ことキングコング・梶原雄太のように、長男を巻き込んで自身のYouTubeチャンネルを盛り上げたいと考えているのかもしれません」(同)
コンビ解散以降、“視聴者離れの加速”が懸念されている宮迫。蛍原という相方が離れてしまった今、“息子にもすがる思い”といったところだろうか。