小栗旬主演のTBS系「日曜劇場」枠ドラマ『日本沈没―希望のひと―』の第6話が、11月21日に放送された。世帯平均視聴率15.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調をキープする中、ある出演者の“英語力”がネット上で話題になっている。
地震学者・田所雄介(香川照之)によって予言された“関東沈没”が起きたものの、その被害は予想の1割以下と、かなり小規模なものだったことが判明。政府の諮問機関「日本未来推進会議」に復帰した環境省の官僚・天海啓示(小栗)は、自然エネルギーを用いた環境生活都市・グリーンシティの建設などの復興計画を進めるも、田所は第2波によって日本全体が沈没するという衝撃的な予測をしていて……というのが今回のストーリーだった。
「その後、日本未来推進会議は、日本国民を国外に避難させるため、移民を受け入れてくれる国を探すことに。会議メンバーの1人で、厚生労働省の官僚・石塚平良(ウエンツ瑛士)の父親がコネを持っていることから、まずはオーストラリアと非公式な交渉の場を設け、天海と石塚がオーストラリア前総理と英語で会話する場面もありました」(芸能ライター)
視聴者の間では、小栗とウエンツの“英語力”に注目が集まったよう。特にウエンツの英語については、「流暢な英語がカッコよかった!」「小栗よりウエンツのほうが英語うまいかも」「ウエンツって英語こんなに上手だった? イメージなかったから驚き」など、好意的な声が多く上がっている。
ウエンツはドイツ系アメリカ人の父を持つものの、“英語が話せないキャラクター”としてバラエティ番組でイジられたことも。しかし、2018年10月から約1年半にわたってイギリス・ロンドンに演技を学ぶため留学していた。
「帰国後の20年9月、『スッキリ』(日本テレビ系)に出演したウエンツは、アメリカのラッパーであるジェイデン・スミスにインタビューしていましたが、通訳を伴って日本語で質問していたため、ネット上には『留学したのに英語しゃべれないの?』『何しに留学したんだよ』などと、ツッコミが続出。一方で、本人は同年11月にニュースサイト『AERA dot.』のインタビューにて、『少し休んでしたいことをしよう』という理由での留学だったため、英語や演技の勉強がメインではなかったと告白しています」(同)
そんなウエンツだが、今回の『日本沈没』で英語力の向上が視聴者から認められたよう。今後もその能力を生かして、多彩な役に挑戦してほしいものだ。