• 日. 12月 22nd, 2024

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米倉涼子、Netflixドラマ『新聞記者』のギャラ1話800万円は当然? いわくつき作品主演への期待

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 眞子さまが小室圭さんに嫁ぎ、秋篠宮さまのお誕生日会見が行われた。そこで婿・小室さんを名前でなく“夫の方”“娘の夫”と称したことが大きな話題に。確かにびっくりした。父親の意地――。

第580回(11/25〜11/30発売号より)
1位「米倉涼子 新ドラマ出演料で驚契約『1話1千万円』!」(「女性自身」12月14日号)
2位「大野智 41歳のW心願成就は『運転免許と新アトリエ開設!』」(「女性自身」12月14日号)
同「大野智“南の島”セカンドハウス建設計画」(「週刊女性」12月14日号)
3位「寂聴先生と私の最後の60日」(「女性自身」12月14日号)

 新シリーズ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)でも評判は上々の米倉涼子だが、その米倉ドラマのギャラについて「女性自身」が報じている。記事によると、これまで1本500万円だった『ドクターX』での米倉ギャラについて、テレ朝は新シリーズで800万円にアップでオファー。だがしかし、米倉はコロナ禍で仕事がもらえるだけでありがたいと従来の500万円になったのだとか。

 いずれにしてもすごいギャラだが、記事ではさらに来年1月にNetflixで配信される米倉主演ドラマ『新聞記者』のギャラについても1話800万円(全6話)という高額なものだと明かしている。この額、すごいと思うと同時に、しかし当然かとも思う。なぜなら、この『新聞記者』はある意味いわく付きの作品だからだ。

 『新聞記者』は、もともと当時の菅義偉官房長官に果敢に切り込んだ東京新聞・望月衣塑子記者の著書。そして、これを原案にした2019年公開の映画版『新聞記者』では、安倍政権下で実際に起こった森友学園や加計学園問題など数々の事件をモチーフに、その背後にある官邸の“謀略機関”となっている内閣情報調査室の暗躍までをも正面から描き出し、大きな話題となった作品だった。

 しかし、この映画はさまざまな妨害にもあっていた。松坂桃李とシム・ウンギョンのダブル主演という話題性に加え、日本アカデミー賞6部門にノミネートまでされながら、テレビにおける宣伝プロモーションはことごとく拒否されていたからだ。実際、主演の松坂自身もインタビューで「番宣にいたってはほとんどできなかった」と吐露していたが、それだけではない。映画公開直後には公式サイトがサイバー攻撃を受け、サーバーがダウンするという異様な事態も起こっていた。もちろんこれらの理由は明らかだろう。

 そんな『新聞記者』のドラマ版に日本のトップ女優の一人・米倉涼子が出演する。これは大きな期待であり、それだけのギャラが見合うというものだろう。しかもドラマには米倉だけでなく綾野剛、横浜流星、吉岡秀隆、寺島しのぶなど、人気俳優や実力俳優がずらり。

 そしてドラマ版では、映画版にはなかった森友問題をめぐる公文書改ざんと近畿財務局の職員だった赤木俊夫さんの自殺問題が大きくクローズアップされるという。さらにもうひとつ大きなことは、このドラマはNetflixにより世界同時配信されるということだ。安倍政権の異様な様が、世界に配信!!

 あー、早く見たい。期待している。

 「女性自身」と「週刊女性」がそろって嵐・大野智の近況について取り上げている。まずは「週女」。11月26日から公開の嵐のライブ映画「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM“Record of Memories”」の話題を冒頭に振りつつ、大野の近況について紹介している。いわく、2017年に購入した離島の土地を来年本格的に開拓し、セカンドハウスを建てる、と。

 確かに大野が南国の離島に土地を買って移住する希望があることは以前から報じられたが、いよいよ来年、ということらしい。

 そして「自身」。大野の誕生日と上記の嵐ライブ映画の一般公開日が同じだったことを冒頭に振りつつ大野の近況、新しい挑戦についてこう記している。

「自動車の運転免許を取得するため教習所に通う決心をしたそうです」
「都内に新たなアトリエを開設することも考えているようです」

 大野が運転免許を持っていないのはファンの間では知られた話だが、とうとう取得! 

 とはいえ両誌とも、いずれにしても新しいネタ、ニュースではない。単に嵐のライブ映画の宣伝をしたかったのか――。

 11月9日、99歳で亡くなった瀬戸内寂聴だが、長い間連載をしていた「女性自身」が先週に続けて追悼特集をしている。今週は66歳年下の秘書として寂聴を支えた瀬尾まなほさんのインタビューだ。寂聴からの信頼も厚く、最後まで身近にいたまなほさんの言葉は、最後の寂聴先生の様子をうかがい知るために興味深いものだった。

 「週刊朝日」(朝日新聞出版)の横尾忠則との往復書簡連載を楽しんでいたこと、文芸誌2誌の連載に誇りを持っていたこと、来年には新刊や文学全集の続きが出ることが決まっており、楽しみにしていたこと。文学者として最後まで勢力的だった寂聴先生の姿が浮かび上がる。そして、生まれたまなほさんの幼い長男とのふれあい――。

 素敵な晩年だったことがわかり、胸が熱くなった。しかし、一つだけ引っかかる点が。まなほさん、寂聴先生が体調に異変が生じ最初に入院した9月も、退院したものの再び入院となった10月も、そして急変した11月も、かなりの頻度で病院へのお見舞いやリハビリ付き添いに行っていたようなのだ。少し落ち着いていた時期とはいえ、コロナ禍でいまだ多くの病院が家族でも見舞いの制限を続けているところも多いし、面会可能でも時間制限などさまざまな制限がある。ちょっと、引っかかる。

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