• 日. 12月 22nd, 2024

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とんねるず・石橋貴明、YouTube登録者「2万人減」で失速? 「昔のテレビっぽい」企画に賛否

 今やすっかり“炎上系YouTuber”となった元雨上がり決死隊・宮迫博之。今年8月にはYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」の登録者は142万人いたものの、人気YouTuber・ヒカルと共同経営するはずだった焼肉店のトラブルなどを受けてか、現在は2万人減の140万人(12月2日時点)。

 そんな宮迫と同様、テレビから“戦力外通告”を受けてYouTubeに流れ着いたとんねるず・石橋貴明もまた、ここにきて壁にぶちあたっている。公式チャンネル「貴ちゃんねるず」の登録者は、8月時点では168万人いたが、この3カ月で2万人減り、12月2日現在で166万人。同日2日に公開された動画の再生回数は12万回と、これまた失速しているのだ。

「11月15日から公開されている企画『タカゲーム』が、古参ファン並びにYouTubeからの新規ファンを含めて物議を醸しているんです。動画は、世界各国で大ヒットしている韓国発のサバイバルドラマ『イカゲーム』(Netflix)をモチーフに、14人の芸人たちが石橋の命じるリアクションゲームを勝ち抜いていく内容。勝った1人が140万円の賞金と同チャンネルのレギュラー権を獲得するというもので、これがえらく不評なんです」(芸能ライター)

 その理由は、いくつか挙げられるようだ。まず石橋が、本家『イカゲーム』をイメージして覆面を着用しているため、武器でもあるあの独特の表情がわからないこと。そして、出場している芸人が永野、お侍ちゃん、トンツカタン・森本晋太郎など、第一線の芸人とは言い難いメンツばかりな点。

 中でも最も不評なのが、クワガタに鼻などを挟まれて30秒間耐えられたらクリアなど、「古臭いバラエティのようなゲーム内容」(同)だ。もちろん、ファンからは「こういうのが見たいんですよ! バラエティはこうじゃなきゃ!」「昔のテレビっぽくていい」「こういう往年のバラエティ企画待ってました」と喜びの声も上がっているが……。

「『タカゲーム』企画は全4回で構成されています。通常であれば、クライマックスに向かって再生回数も伸びていく、もしくは数字がキープされるはずなのですが、1回目が32万回、2回目19万回、3回目12万回、そしてファイナルとなる4回目が9万回と目に見えて減少しています。ユーザーが見る気を削がれているんでしょう。結果的に考えれば、まとめて1本で配信したほうが良かったのでは」(同)

 登録者が167万人から1万人減ったのは11月26日。『タカゲーム』のファイナル配信が29日だったため、これを待たずして、離脱した視聴者がいるということになる。

 そんな貴ちゃんねるずを石橋と作っているのが、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)を支えたディレクターのマッコイ斉藤氏だ。YouTubeでは野球選手や芸人とのトーク企画が数字を伸ばしている一方、テレビ時代から後輩芸人と絡む石橋の姿は「パワハラ」「モラハラ」などとネット上でいわれ続けていた。そんな中、なぜわざわざこのような若手ゲーム企画を立ち上げたのか?

「『みなさん』時代もそうでしたが、関東の若手芸人を盛り上げたいという意図も根っこにはあるのでしょう。ここから巣立ってくれれば……という思いで、再生回数はある程度度外視してるのかもしれません。しかし、『みなさん』の時であれば、石橋のサポート役にバナナマンやおぎやはぎがおり、絶妙なツッコミを入れて言動をたしなめていたのですが、石橋一人となった今企画では、“イタさ”がもろに露呈してしまった。サムい親父ギャグを言うなど、痛々しさに拍車をかけています」(業界関係者)

 こうした人気低下の起爆剤となるのが、ほかのYouTuberとのコラボだ。思わぬ化学反応をもたらし、新規ファンの獲得につながることが期待できる。となると、同じようにかつてのテレビでもてはやされた宮迫とのコラボを期待してしまうところだが……。いずれにしても今後の動きが気になるところだ。
(後藤壮亮)

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