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香里奈、大島優子は「関西弁に違和感」!? 高畑充希は“エセ新潟県”!? 方言の演技が物議を醸した俳優

 モデルで女優の香里奈が11月16日、都内で行われた大阪王将が主催するアワード『THE BEST GYOZANIST2021』の授賞式にプレゼンターとして登壇。自身が出演する餃子のCMについて、周囲から「イントネーション違うね」と指摘されたことを明かした。

 9月より大阪王将「羽根つきスタミナ肉餃子」のCMキャラクターを務めている香里奈。CMでは「これ、大阪王将の羽根つき餃子とちゃうやろ。大阪王将はフタがいらん。しかも油が跳ねへん!」などと大阪弁でまくしたてているが、香里奈は撮影を振り返り「お相手の役者さんが関西の子だったので、レクチャーを受けながら楽しくやりました」と明かすと同時に、「出身が名古屋なので、大阪弁のイントネーションのちょっとした違い、ニュアンスが違ったので難しかった」と苦労を吐露。

 さらに、CMの評判について「友だちから『大阪弁頑張っているね』という声から『イントネーション違うね』といろいろな意見もいただいています」と明かしていた。

「同CMの放映が始まると、ネット上では『香里奈の大阪弁、どうにかならないの?』『イントネーションに違和感しかない』『このCM見るたびにムズムズする』『なぜ関西出身の女優を起用しなかったのか』と苦言が続出しました。ちなみに、大阪王将は香里奈の前に茨城出身の鈴木奈々を起用していて、関西出身者の起用にこだわりはなさそうです」(芸能ライター)

 そんな香里奈のほかにも、方言を用いた演技が賛否を巻き起こした例は少なくない。

「連ドラ『スカーレット』(NHK、2019~20年)で好演し、女優として株を上げた元AKB48・大島優子も、同作で披露した関西弁(滋賀弁)が『結構うまい』『めっちゃヘタ』『違和感が半端ない』などと賛否両論、物議を醸しました。同作のキャストは、撮影前に方言指導者に吹き込んでもらった台詞の音源を聞いて練習したそうですが、栃木出身の大島は苦戦したようです」(同)

 また、“演技派”と評されることも多い大阪出身の高畑充希も、19年10月期の主演ドラマ『同期のサクラ』(日本テレビ系)で披露した新潟弁に苦言が続出。同作では、新潟の離島出身の主人公を演じた高畑が、故郷に住む祖父にファクスを送る場面で「じいちゃん、体のぐええ(具合)はどうら? 今日初任給が出たすけ送るね。じいちゃんの作ったコッロケが食べてぇ」という台詞をアフレコで披露していた。

「放送当時、ネット上では地元の出身者から『エセ新潟弁が気になってドラマに集中できない』『聞き馴染みのない不自然な新潟弁』『そんなイントネーションじゃないんだよ!』と不満が噴出しました。ただ、同作の場合は高畑の努力不足というよりは、制作側が方言のリアリティを重要視していなかったことが要因といえそうです」(同)

 一方で、これまでさまざまな方言に挑戦してきた宮崎あおいに関しては、「東京出身者なのに、いつも自然に方言を話せるのが不思議」「映画を見るたびにいろんな方言をしゃべってるけど、いつも様になってる」と評価する声が目立つ。

「宮崎は、『純情きらり』(NHK、06年)では三河弁、映画『初雪の恋 ヴァージン・スノー』(07年)では京都弁、『陰日向に咲く』(08年)では鳥取弁、映画『オカンの嫁入り』(10年)『きいろいゾウ』(13年)、ドラマ『あさが来た』(NHK、15~16年)では関西弁で演じるなど、方言をあやつる女優としてお馴染みです。しかも、多くの作品において、地元出身者から『違和感がなく、うまく聞こえる』と好評でした」(同)

 また、『おちょやん』(同、20~21年)で主演を務めた杉咲花も、東京出身者ながら「そこの出身者に見事になりきっている」と評判だった。

「『おちょやん』では、大阪・南河内出身の主人公を演じた杉咲ですが、撮影の約1年前から方言指導を受け、大阪の中心地で使われている関西弁と南河内で使われている言葉の微妙な違いまで勉強したとか。その甲斐あって、『早口でもナチュラルすぎる』『本当に東京出身? って疑いたくなるほどうまい』と視聴者から絶賛されていました」(同)

 いくら演技力に長けていても、“見えない努力”がなければ方言を伴う役作りはうまくいかないだろう。そんな役者魂には驚かされるばかりだ。