12月5日、小栗旬主演のTBS系「日曜劇場」枠ドラマ『日本沈没―希望のひと―』第8話が放送され、元飛び込み日本代表でタレントの馬淵優佳がゲスト出演。本作で“女優デビュー”を果たしたが、「演技よりも“競泳選手・瀬戸大也の妻”ということに視聴者の関心が集まってしまった」(芸能ライター)ようだ。
「同ドラマは、作家・小松左京のSF小説『日本沈没』(光文社文庫)を現代風にアレンジして実写化。環境省に所属する主人公・天海啓示(小栗旬)が、沈没する日本の国民を救おうと奮闘する物語です。記者の椎名実梨役に杏、“関東沈没説”を唱えてきた学者・田所雄介役に香川照之、経済産業省所属で天海とは大学時代からの盟友である常盤紘一役に松山ケンイチと、豪華キャストが出演しています」(同)
第8話には馬淵が楊錦黎・元中国国家主席の通訳者役で登場。馬淵といえば、2017年5月に競泳選手・瀬戸大也との結婚を発表し、同11月には自身の飛び込み競技引退を表明。18年6月に第1子、20年3月に第2子も誕生したが、同9月発売の「週刊新潮」(新潮社)で瀬戸の不倫が報じられた。しかし、瀬戸とは離婚せずに夫婦関係の“再構築”を選び、その後はバラエティ番組や、今年の東京オリンピック期間中は情報番組に出演するなど、メディア露出を増やしていった。
「8月5日発売の『週刊文春』(文藝春秋)によれば、妻がメディア取材に応じることを快く思わない瀬戸サイドに対し、馬淵のマネジャーが『夫の話をしなければいいんですね』と告げていたそう。さらに、同マネジャー自身が同誌の取材を受け、馬淵が将来的に“瀬戸の妻としてではなく、馬淵優佳として一人立ちしたい”と望んでいることも明かしていました。夫の不倫を乗り越えて活動する中、新たに女優業を展開という現在の流れは、馬淵本人的にも理想通りなのかもしれません」(同)
しかし、ネット上では、「見覚えあると思ったら瀬戸大也の奥さんか!」「美人」と好意的な声が上がる一方で、「なんで女優デビュー? 本当に“出たがり”だな」「なぜこの人をキャスティングしたの?」と彼女の出演に疑問を抱く人や、「不倫された人だよね?」「夫のことが頭をよぎって集中できない」という声も。
「TBSの看板ドラマ枠でもある『日曜劇場』で女優デビューを果たした結果、演技そのものよりも、彼女自身のバックグラウンドや、出演に至った経緯のほうが視聴者の関心を集めてしまった印象です」(同)
また、「不倫」という点で、椎名役を演じている杏も、昨年1月に元夫・東出昌大と唐田えりかとの3年にも及ぶ不貞関係が「文春」で明らかに。同作の過放送では、椎名と主人公・天海の母である佳恵(風吹ジュン)のあるシーンをめぐって、ネット上で物議を醸した。
「10月17日放送の第2話で、椎名が天海の地元を訪れ、佳恵に接触を図る場面があり、佳恵から息子が妻・香織(比嘉愛未)と別居したのは『あんたが原因やったが?』と、あらぬ疑いをかけられたんです。当時、ネット上では『杏に不倫の話題を振るのはやめて』『脚本が畜生すぎない?』との悲鳴が上がりました」(同)
さらに、11月7日放送の第4話では、天海と離婚前にもかかわらず、香織に新たなパートナーがいることも判明。「妻が不倫してたってこと?」「離婚してないのに男を作るって最悪」「胸糞悪い」と批判が続出した。
馬渕のみならず、「不倫」をキーワードにたびたび波紋を呼んできた『日本沈没』。第8話の世帯平均視聴率は13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、自己最低をマークしてしまった。次週、最終回を迎えるが、果たして更なる視聴率“沈没”を防ぐことはできるだろうか。