毎週土曜日に放送されているバラエティ番組『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)に、“ドッキリクリエイター”としてレギュラー出演中のSnow Man・向井康二。12月4日のオンエアーで、NHK連続テレビ小説のオーディション秘話を明かしたところ、ネット上で大ひんしゅくを買ってしまった。
この日の同番組では「超大作ミュージカル映画のオーディションで、もし何の準備もできていなかったら?」という設定の“オーディション絶体絶命ドッキリ”を放送。VTRの合間には、スタジオトークで向井が「今年、1回(オーディション)やりましたよ、朝ドラです。リモートやったんですよ。結構長いセリフやったので、僕はホワイトボードに書いて、それをこっそり見ながらやりましたけどね」と明かした。
ゲストの千鳥・大悟が「(オーディションに)落ちた?」と聞くと、向井は「落ちました」と正直に告白。スタジオが笑いに包まれる……といった展開だったが、この向井の発言がネット上で批判を浴びている。
「今年上半期の朝ドラ『おかえりモネ』には、主人公・百音の同級生・及川亮役でKing&Prince・永瀬廉が出演。視聴者からは“りょーちん”との愛称で親しまれ、その好演で話題を呼びました。また、11月1日より始まった『カムカムエヴリバディ』において、上白石萌音がヒロインを務める“安子編”にSixTONES・松村北斗が出演。安子(上白石)の人生に大きな影響を与えた名家の御曹司・雉真稔役を演じ、その真摯な姿に心を掴まれた視聴者は多かったようです」(ジャニーズに詳しい記者)
それだけに向井の明かした行為について、ジャニーズファンの間では「台詞のカンニングしたって堂々とテレビで言っちゃうのが驚き。今作、前作とジャニタレが出演してるからなおさら残念」「ジャニタレがみんな『こっそり見てる』と思われたら迷惑」「永瀬、松村と朝ドラに出て評価されていたからこそ、向井の発言がショックすぎて怒りがおさまらない」などと、辛らつな意見が続出。
また、ジャニーズファンではないとみられるネットユーザーからも、「不真面目なジャニーズにはガッカリ。オーディションに落ちたなら、余計なことをしゃべるな」「最近の朝ドラを見て、ジャニーズにも若くていい俳優がいるなと思ったのに……」「ムカつきすぎてフルネームを調べた。向井康二が出たらチャンネル変える」といった書き込みが上がっている。
Snow Manファンの間でも、「これに関しては康二を擁護する気ない。信頼なくなるよ?」「Snow Manに悪い印象がついて、メンバーがNHKのドラマに出られなくなったらどうするの?」「康二くんには本気で演技してほしいと思っているからこそ、いちファンとして悲しい気持ちになった」など、失望の声が上がっている状況だ。
「ちなみに、向井は雑誌『CINEMA SQUARE vol.130』(日之出出版)内でキャスティングディレクター・奈良橋陽子氏と対談した際も、『僕、朝ドラ(連続テレビ小説)のオーディションに落ちたことがあるんですけど、いつかは出たいと思っていて』と明かしていました。その理由は、自身の母親が14年下半期放送の『マッサン』が大好きで、『一緒に見ていたから』だと話していたんです。『ドッキリGP』の自虐的発言がどこまで本当なのかはわかりませんが、今年の朝ドラに出演した永瀬と松村がジャニーズファン以外の視聴者にも受け入れられたタイミングだっただけに、向井の発言は『配慮が足りない』と思われても仕方のないことでしょう」(同)
誰にとっても特にならないエピソードで“炎上”してしまった向井。朝ドラへの熱意が本物なのであれば、もう少し敬意を払うべきだったのかもしれない。