TOKIOの冠番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)が12月8日に放送された。この日の“友達ゲスト”は、俳優の安田顕。女性代表ゲスト枠「エンジェルちゃん」には、お笑いトリオ・森三中の大島美幸が登場した。
番組恒例の「友達ってことで聞いていいですか?」コーナーでは、過去にインドを訪れた際、薬局で胃腸薬として売られていた“牛の小便”を試飲したという大島が、「心に残っているロケ」について安田に質問する場面が。
大島の話を聞いた安田は「今のお話を聞いたら、僕、全然そんな経験ない」と前置きしつつ、「過酷っていうか、本当に申し訳ないことした」という雪山ロケでのハプニングを明かした。安田によると、「冬の山のオフロードを、ジープでタイムトライアル」した際、1番手でチャレンジしたものの、「いきなり(エンジンを)ふかして、車を横転させて、破壊しちゃった」という。幸いけがはなかったというが、その後のロケは続行不可能となったそうだ。
そんな安田に国分太一が「昔はテレビはムチャしてましたよね、そう考えると」と苦笑いしていると、松岡昌宏もあるエピソードを披露。「雪山ロケで、辿り着いたらこの人(城島茂)が待ってる」「この人、雪山のかまくらみたいなところで十何時間待ちしてた」と城島が行った過酷ロケを振り返り、国分も「先に行ってるの多かったですよね」と指摘。城島は、なぜか1人だけ目的地に先に着き、ほかのTOKIOメンバーの到着を待つという“オチ”役になるのが多かったという。
なお、城島が雪山で待ちぼうけていたのは、国分が極寒のロシアの山奥まで宝物を探しに行くという過酷なロケだったそう。2日間かけて宝を探し続け、ようやく目的地に辿り着いたところ、人食い虎に扮した城島が「ワシが宝や!」と言い放ったといい、国分は「こっちは2日間ずーっと宝探してるんですよ!? マジでキレそうになって!」と、当時を振り返った。
一方の城島も、目的地に先回りするため、空港から大人4人が乗った軽自動車で10時間かけて移動したと回顧。到着後には国分を待っている間のシーンを撮影し、その間にロシアのコーディネーターたちが昼食のバーベキューの用意をしているはずも、撮影が終わると、ウォッカの瓶が4本ほど転がっていたという。城島は、「あれ? と思ったら、(コーディネーターたちが)バーベキューしながら飲んで、全部の肉平らげて。なくなってるのよ、メシが!」「帰りもずーっと10時間メシなしで」と、顔をしかめて怒りをあらわに。
そんな中、後からやって来た国分には怒られてしまい、散々だった様子。松岡いわく、「一番笑っていたのは、酔っ払ったコーディネーターだった」そうだ。また、撮影地の森は本当に虎が出る森だったそうだが、ベロベロになったコーディネーターは下っ端の番組ADに「なにかあったら打て」と銃を渡していたといい、城島は「恐ろしいですよ!」と愚痴を漏らしていた。
この日の放送に、視聴者からは「TOKIOのロケは過酷!」「TOKIOの過去ロケ苦難話だけで1時間いけそう」「太一くんの立場だったらキレたくなるのもわかるけど、リーダーかわいそう」「ジャニーズなのに扱い雑すぎ!」と驚く声が上がっていた。