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J・アニストン、「悲劇のヒロインになる人って本当に嫌」と実母を皮肉? 絶縁・和解した母との確執

 この20年間、“アメリカン・スイートハート”と呼ばれ、全米から愛され続けてきたジェニファー・アニストン(52)が、最新のインタビューで心の闇を見せた。

 ジェニファーの出世作であるコメディシリーズ『フレンズ』は、今も世界中で再放送中。Netflixでも全エピソードが配信されており、6人の主要キャストは配信契約収入だけで毎年2,000万ドル(約22億7,000万円)を得ていると報じられている。ジェニファーは映画界でも成功しており、推定資産は3億ドル(約340億円)。

 世界的スターの彼女はパパラッチに追いかけ回される生活を送っており、最初の夫ブラッド・ピットが当時の不倫相手だったアンジェリーナ・ジョリーの元へ去った頃を境に、世間の好奇の目にさらされるようになった。

 私生活で深刻な問題を抱え、過激なパパラッチ攻撃を受け、今よりも無法状態のタブロイドにおもしろおかしく書き立てられながら1990年代を過ごしたジェニファー。同時期にタブロイドの標的になったブリトニー・スピアーズやリンジー・ローハンらのように精神崩壊をしてもおかしくなかったが、彼女は取り乱すことなく、仕事にも精力的に取り組んでいた。

 現地時間12月8日に公開された米業界誌「The Hollywood Reporter」のインタビュー記事の中で、そんな90年代の自身の状況を踏まえた上で「冷静さを保っていられたのはなぜか?」と質問されたジェニファーは、「神様が私を支えてくれる人たちを与えてくれたから」「周りにいるポジティブな人たちのおかげ」と即答。

「あと、好きこのんで”悲劇のヒロイン”になっていた人を見ながら育ったこと。本当に嫌だなって感じていたのよね。その人が反面教師になってくれて、私は絶対に悲劇のヒロインにはならないと決めたの。(そんなことしても)有毒で、心も魂もむしばまれるだけだから」と言い放った。

 名前は口にしなかったが、「悲劇のヒロイン」とはジェニファーの母親で、2016年に亡くなった俳優/モデルだったナンシー・ダウのこと。もともと母親との仲がよくなかったジェニファーは、『フレンズ』大ヒット中の1999年にナンシーがジェニファーの暴露本を出版したことで絶縁。ブラッドとの結婚式にも招かなかったが、離婚後に和解し、09年に受けた米紙「ニューヨーク・ポスト」のインタビューでは、「母娘の確執はもう終わり。今は良好よ」と説明。ナンシーが11年に脳卒中で倒れた際には、のちに再婚するジャスティン・セローと共に病院に駆けつけたと報じられた。

 しかし、ジェニファーは15年に受けた「The Hollywood Reporter」のインタビューでは、「母は私に対していつも批判的だった」「私には、母が持っていたような美しさがない。今でも自分が美しいだなんて思ったことがない」と告白。18年に受けた英紙「テレグラフ」インタビューでも「私の母親は、自分の美しさや、私の外見にこだわる人」「私は、そんな母親が望むような娘にはならなかった」とコメントしており、今回の発言からも、心の内にはずっとわだかまりを抱き続けており、どうしても母を許すことができないようだとネット上で話題になっている。

 今回のインタビューで、ジェニファーは今年5月に配信された『フレンズ』の続編である『フレンズ:ザ・リユニオン』についても言及。

 17年ぶりに主要キャストが再集結し、忠実に再現されたセットで撮影したことから、希望に満ちあふれていた過去の自分と向き合うことになり、「(『フレンズ』撮影当時は)素晴らしい日々が待ち受けていると思っていたけど、実際は人生において最もつらい時期を過ごすことになったんだ」と負の感情に襲われ、何度か『ザ・リユニオン』の撮影セットを立ち去ってしまったと明かした。

 「子どもを産むよりキャリアを選んだ女」と言われること、たびたび「双子を妊娠中!」といった事実無根のニュースのネタにされることにもうんざりと語ったジェニファー。88歳になっても俳優として働く父親のようになると明言した彼女だけに、今後のキャリアに大いに注目したい。