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『日本沈没』最終回、ウエンツ瑛士の「英語シーン」が放送されなかったワケ

 小栗旬主演のTBS系「日曜劇場」枠ドラマ『日本沈没―希望のひと―』が、12月12日の第9話で最終回を迎え、世帯平均視聴率16.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。全話平均視聴率は15.8%と、今年同枠で放送されたドラマの中でトップに立った。しかし、大団円を迎えた最終回では、「“ある場面”が放送されなかった」(芸能プロ関係者)という。

 作家・小松左京のSF小説『日本沈没』(光文社文庫)を現代風にアレンジして実写化したこのドラマは、主人公である環境省の官僚・天海啓示(小栗)が、大規模の地殻変動によって全土沈没の危機に直面した日本と国民を守るために奔走する物語。記者の椎名実梨役に杏、“関東沈没説”を唱えてきた学者・田所雄介役に香川照之、経済産業省所属で天海とは大学時代からの盟友である常盤紘一役に松山ケンイチと、豪華キャストが多数出演した。

「最終回では、新潟で感染症が発生するなど新たな危機に見舞われながらも、天海たちは移民計画を進行。日本にはほとんど人がいなくなり、天海と常盤は共に北海道に避難。沈没までに残された1週間で移民を拒否する人々の説得を行っていたさなか、本州中央部の地殻変動が異常な値をはじき出し、ついに日本全土が沈没するかと思われたものの、断層遮断で地下変動がストップ。日本は北海道と九州のみを残して全土の沈没は免れるという結末でした」(芸能ライター)

 天海を演じた小栗は、全9話の中で海外の要人と英語を話す場面がたびたびあり、ネット上では「語学留学してたし、もっとうまいかと思ってた」「いい発音とは言えないけど、カッコつけてなくてアクセントがキレイ」などと賛否が飛び交い、物語の本筋以外のところで注目を集めた。

「小栗のハリウッドデビュー作となった今年7月公開の映画『ゴジラvsコング』では、彼の“英語力”が問題となってカットされた場面が多く、結果的に出演シーンがかなり短くなってしまったと一部メディアで報じられたことも。過去に小栗自身もメディアで『英語は苦手』とたびたび公言していますが、『日本沈没』を見た視聴者からは、『会話ができて相手に通じるならいいかもしれないけど、ハリウッドで演技するってなると厳しいかな』『この英語力でハリウッドは無謀』などと厳しい指摘も寄せられていました」(同)

 一方で株を上げたのは、厚生労働省の官僚・石塚平良を演じたウエンツ瑛士だ。第6話で、オーストラリア前総理と英語で会話するシーン場面を受けて、ネット上では「小栗よりウエンツのほうが英語うまいかも」と評する声も上がった。

「ドイツ系米国人の父と日本人の母を持つウエンツは、『英語が話せないハーフタレント』としておなじみでしたが、2018年10月から演技を学ぶために1年半の間、単身イギリス・ロンドンへ留学。そこで培った英語力が生きたのか、ドラマを見た視聴者からは、『英語ペラペラ』『まったく違和感がない』と称賛されています」(同)

 しかし、最終話でカットされてしまったのは、そのウエンツ演じる石塚が英語を話すシーンだったという。

「放送が予定されていたのは、そこまで長いシーンではありませんでした。カットされた理由は不明ですが、全体の尺がオーバーしてしまったからなのか、もしくは視聴者に比較されないようにという、小栗に対する“配慮”だったのか……。ネット上の声は、出演者や制作陣にも強く響いていたそうなので、“小栗忖度”の可能性も否めません」(前出・芸能プロ関係者)

 なお、ネット上では一部視聴者から「続きが気になる」と続編の放送を希望する声も上がっている。制作が決まった際は、小栗の“英語リベンジ”にも期待したいところだ。