12月13日、坂上忍がMCを務める情報番組『バイキングMORE』(フジテレビ系)が来春で終了することがわかった。
フジテレビによれば、坂上は自身のライフワークである動物の保護活動に全力を尽くしたいとの意向があり、番組の卒業を申し出たとか。局側もこれを受け入れたことから、番組の終了が決定したという。なお、同枠で来春からスタートする後番組の詳細は未定のようだ。
同番組は以前から、坂上によるスタッフや出演者への“パワハラ疑惑”が取り沙汰されていたほか、一部週刊誌では、正式発表より先に「打ち切り」が報じられていた。
「12月3日、ニュースサイト『NEWSポストセブン』が同番組の“来春打ち切り内定”をスクープ。さらに、同7日発売の『女性自身』(光文社)は打ち切り報道について坂上に直撃取材しており、『僕のほうからお答えすることができないので。ゴメンなさい』『そういう話を僕個人に聞いたところで、あんなに大きな番組、僕の意見って関係ないですよ』など、否定も肯定もしない答えだったと伝えています。結局、それから1週間もたたない13日に番組終了が正式発表されましたが、ネット上には惜しむような声は少なく、『やっぱり終了するんだね』『ようやく終わるという感じ』など、納得の声が多く寄せられているようです」(芸能ライター)
一方で、動物の保護活動に全力を尽くしたいという坂上の意向には、「これが本当の理由なの?」と疑う声もあるものの、「保護活動は素晴らしいことなので、頑張ってほしい」「本当に動物好きなのが伝わってくる。自分がやりたいことを選ぶのも、坂上さんらしいと思う」「動物の保護活動も大切な仕事。今後はそちらの面で活躍してくれそう」など、応援の声が目立つ。
「番組内外での“毒舌”などから、アンチや批判も多い坂上ですが、自宅で犬と猫を合わせて22匹飼育し、バラエティ番組『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ系)のMCも務める“生粋の動物好き”であることが知られています。4月にはYouTubeチャンネルを開設し、自宅の犬猫と触れ合う姿も公開。動画のコメント欄には『根はいい人なんだなって思った』『本当にかわいがってるのがよくわかる』など、絶賛の声が寄せられていました」(同)
また、坂上は現在、千葉県にある4,500坪の広大な土地を自腹で購入し、動物たちの保護ハウスを建設中。YouTubeでその進捗を報告しており、11月19日公開の動画によれば、来年2月の頭に完成予定、来春から実際に保護活動ができるようになるそうだ。
「その上で坂上は『僕ら人間のほうがちゃんと心に余裕を持てるような環境(にしたい)』といい、保護ハウスで働くスタッフを募集。『ボランティアさんや寄付に頼るのではなく、自力で運営していく方法を探りながら、自立してやっていきたい』と方針を語っていました。動画のコメント欄には『ボランティアでいいので、一緒に活動したいです!』『動物に関係する仕事がしたいと言っていた息子が応募しました』『関西に住んでなかったら応募してたのに……』といった書き込みも見られ、希望者は多いようです」(同)
『バイキングMORE』終了後、こうした活動を通して、坂上のイメージは「毒舌キャラ」から「動物好きの優しいタレント」に変わっていくのだろうか?