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異郷での生活はこの世の楽園か地獄の入り口か? “困窮邦人“を追った『なれのはて』

 観る人によっては、この世の楽園のように感じられる。だが、別の人が観れば、そこは底の割れた地獄の一丁目のようにも感じられる。粂田剛(くめた・つよし)監督が撮った劇場デビュー作『なれのはて』は、観る人によってまったく異なる印象を与えるドキュメンタリー映画となっている。本作のテーマは「困窮邦人」。海外での生活に困窮し、日本に帰国することができなくなった日本人のことを指している。フィリピンのスラム…

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