12月19日、日本一の漫才師を決めるコンテスト『M-1グランプリ2021』(テレビ朝日系)が放送され、平均世帯視聴率18.5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を獲得。過去最多の6,017組がエントリーし、錦鯉が“最年長王者”に輝いたことでも話題になった。
毎年お茶の間を盛り上げる『M-1』だが、来年は、ある“変化”が起こるかもしれない。長らく審査員を務めている漫才コンビ「オール阪神・巨人」のオール巨人が同20日にブログを更新し、「今年で卒業」すると明かしたのだ。
「巨人は『書いてもええのかな』と迷いつつ、『M-1』が始まる前、同じく審査員を務める上沼恵美子に『来年はどうされるんですか、僕はもう来ないつもりです、ほんま!』と話したそう。すると、上沼は『巨人さんが出はるって聞いて今年も来た』と返したそうで、2人で『今年で卒業することを』約束したとつづっています」(芸能ライター)
上沼もまた、20日放送のラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』(ABCラジオ)で「巨人さんと私は『ラストやね』って言ってて」などと、審査員卒業を示唆。実は昨年と今年も審査員を断っていたといい、辞退を申し入れた際、テレビ局側に「『この方どうですか』って4人、女性を挙げました」と告白。しかし、「本当にふさわしい人を言うたけど、若かった(と判断された)」と裏話も語っていた。
「突然“卒業”を宣言した2人ですが、上沼に関しては断り続けていたものの、結局今年も審査員を務めているので、現時点では巨人と上沼が“卒業を希望している”という段階で、正式に決まったわけではなさそう。とはいえ、ネット上では『巨人師匠のコメントが一番的確だと思ってたから、卒業はショック』『巨人さんと上沼さんは忖度しない審査員だから絶対必要!』『2人が辞めると審査員の格が下がると思います』などと惜しむ声が続出し、波紋を広げています」(同)
一方で、ネット上には次の審査員を予想する声も飛び交っているようだ。
「特に多く名前が挙がっているのは、『M-1』優勝者であり、過去に審査員を務めたこともあるNONSTYLE・石田明や、『M-1』の決勝進出者発表MCを3年連続で担当している麒麟の川島明。ちなみに川島は、19日放送のラジオ『ブレインスリープpresents川島明のねごと』(TBSラジオ)の中で、『M-1』審査員を狙っている旨を明かしていました。また、上沼に代わる女性審査員として、関西を中心に支持を集めているハイヒールのリンゴ、海原やすよ ともこを推す声も見受けられます」(同)
今年の王者が決定したばかりだが、さっそく来年の話題で盛り上がっている『M-1』。2022年は出場者たちの熱い戦いはもちろん、審査員の選出にも注目が集まりそうだ。