「世界一役に立たない育児書」の連載を開始して1年と少し! おかげさまで、たくさんの記事を書く機会をいただきました。
なかには大きな反響があったものも! そこで今日は、Twitterでのシェア数や反響、筆者の独断と偏見で「世界一役に立たない育児書」の人気記事を勝手にランキングしました。
5位:役に立たない家計改善案が話題に!
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Twitterで1800RTのシェア! よくある家計診断を見て、「こんなに〇〇費が多いなんて、うちはダメなのだろうか」と落ち込んだ経験はありませんか? 貯蓄することも、無駄遣いをしない姿勢も大切ですが、無理に切り詰めるとお金よりもストレスがたまりそうですね。
4位:うれしくないビンゴ!?
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たくさんの方が実際にビンゴを楽しみ、Twitterに投稿してくれました。本来のビンゴなら、〇がたくさんつくとうれしいはずですが、このビンゴは〇がつくほど辛くなる仕様。ビンゴしてもしなくても、妊娠中のトラブルを乗り越えたみなさんに敬意を!
3位:経腟分娩VS帝王切開の、終わらない戦い
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帝王切開で生まれた子どもは我慢強くならないとか、経腟分娩でなければ「自然」ではないとか……出産の方法についてあれこれ言われて、傷ついた経験のある人は少なくありません。帝王切開は必要があって行われるもの。また自分の意思で選べるわけではありません。どんなお産でも、お母さんは頑張っています。
2位:寝かしつけの戦いは、これからだ!
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Twitterで5000RT以上のシェア! ちなみにこのすごろく、普通のさいころではゴールできません。すごろくといえば正月遊びみたいなところがありますが、子どもが小さいうちは1年中できちゃいますね!
1位:やはり食べ物の悩みは鉄板!
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・他、食事に関連する記事
1位に2つの記事がランクインしてしまいましたが、体感としてはやはり「食べない」「食事の準備の手間」など、食に関するテーマは毎回反響が大きかったです。子どもの食事は準備や後片付けが大人よりかかるうえ、ある程度の年齢までは付き添いも必要です。何より、子どもがしっかり食べてくれないと体調や成長も心配になるのが親というもの。かといって食べ過ぎても心配に……。悩みのつきない「子どもと食べ物」に関する記事は、いつも共感を呼びました。
まとめ:こんな育児書があってもいいじゃない?
本来、育児書は子育てのことがわからなかったり、子育てに悩んだりしている親の助けになるものであるべきです。ところが、「育児書を見てもうまくいかない!」「育児書通りにできない…うちはダメなんだ」…そんな風に落ち込みながら、育児書を読んだ経験がありませんか?
じつは、私もそのひとりです。育児書に書かれている成長や発達と、自分の子どもを比べて一喜一憂したり、細かなことまで育児書通りにしなければと追い詰められることもありました。
育児書はいろいろな人がさまざまなな考えや根拠をもって「こうしたほうがいい」と書いています。だから育児書は世界中にたくさん存在していますよね。自分に合う育児書もあれば、合わない育児書もあるのは当然のことなんです。だったら、「役に立たないアドバイスと情報しかない、寄り添いたい気持ちだけは100%の育児書」があってもいいのではないかと思いました。
真面目な親御さんに肩の力を抜いてほしくて、私がもっとも辛かったときにこんな育児書があったらよかったなという願いを込めて……最初にTwitterに投稿した時はそんな些細なきっかけでしたが、wezzyさんで連載という貴重な機会をいただきました。連載中はたくさんの反響をいただき、ありがとうございました。
おかげさまで本シリーズは、書籍化の準備を進めております。ブラッシュアップと書き下ろしを加え、さらにパワーアップして、本当の「育児書」となります。続報をお楽しみに!
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