• Sat. Jan 29th, 2022

セリアのプラダン、100均マステ、ラップでOK! 整理収納のプロが教える「汚れない家」にする10のコツ

 いよいよ、2021年も残り5日! ここもあそこも、まだ掃除できていない場所がたくさんあるー! と焦ってる人もいるのでは? しかし、そもそも「汚れ」がなければ大掃除の必要もないはず。汚れがつかないようにすれば、大掃除から解放されるかもしれません。

 そこで、整理収納アドバイザー1級の伊藤まきさんが、部屋に汚れが溜まらないちょっとしたコツを伝授! これらコツを仕込んでおけば、来年は大掃除と無縁かも? 昨年の年末に紹介した内容にプラスアルファして、最新版をお届けします!

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 年末に大掃除を迎えると、「もう汚さないぞ」「散らかさないぞ」と強く思いますよね。その決意、少しの「工夫」で叶います。頑固な汚れを落とした後こそ、「汚れを溜めない家」に変わるチャンス。その「工夫」を前編と後編の2回に分けて、お届けします。

[工夫1]コンロ周りの油汚れに、100均の油汚れシート!

 ガスコンロ周りの汚れを落とした後は、100均の「汚れ防止シート」で油汚れをブロック。便利な2層タイプのシートは、100均で。長くブロックしたい場合は、ホームセンターの3層タイプもあり。ほか、レンジフードや冷蔵庫周りなど表面がツルツルした場所に使えます。長く放置しすぎると、接着部分に溜まる汚れが頑固になるので注意。

[工夫2]冷蔵庫上や本棚の上は「サランラップ」で、埃をキャッチ

 冷蔵庫の上に、サランラップ(放熱スペースは避けて)を敷いて埃をブロック。ラップがしにくい場合は、マスカー(養生テープ)や100均のテーブルクロスも簡単です。冷蔵庫内は、防水タイプのシート類を。

 ちなみに調味料の下には新聞紙を敷いて「汚れガード」をすることで、次の掃除が格段に楽になります。

バージョンアップ! ホームセンターの透明ビニールシートも◎

 冷蔵庫の買い替えをきっかけに、サランラップから「透明ビニールシート」に切り替えました。大型のホームセンターなら、お好みの厚み・長さから選べます。埃が積もったなと感じたら、水で洗い流すだけ。簡単です。

[工夫3]「油ハネ」対策にアルミホイル(コンロ、魚焼きグリル)

 コンロ周りの汚れを落としたら、油ハネ対策。100均の「油ハネガード」はもちろん、「排気口カバー」「コンロカバー」「フレームカバー」「IHマット」などの種類が揃います。

 でも、それらアイテムを置いておく場所の確保や予算が必要。そんな時は、アルミホイルの出番です。

 アルミホイルはコスパが良く惜しみなく使えるのがうれしい半面、安心しすぎて付けっぱなしになることも。鉄に付いた汚れは「熱いうちに落とす」と簡単なので、使い終わったらすぐ掃除できるように、厚手のタオルと油汚れマジックリンをスタンバイしておくのもおすすめ。

 壁と床の境目にある「巾木」に溜まった埃を落とした後は、マスキングテープで仕上げ。目の届かない足元だから、雑に貼っても気になりません。ほかにも、ドアや引き戸、額縁、カーテンレール上など数センチ幅の凸凹に。埃が溜まる隙間に万能です。

 ダイソーの「カビ汚れ防止 マスキングテープ」は、水回りや窓レールの仕上げに最適。防カビ剤入りの、水回り必須アイテムです。とはいえ、水に長く浸透すると取れにくくなります。

[1年後、こうなった]

 1年間、お風呂のドアや床まわりに貼りっぱなしだったマステです。汚いですね〜。結論からお伝えすると、大満足の一言に尽きます。以前は、ドア周りの溝に詰まっていた犬の毛も、テープを外すだけで取ることができました。

 貼り直しは、もっと頑丈にするため「プロ用マステ」をホームセンターで用意。ペンキ職人が使う商品なので、太さ、長さ、切れ味と抜群です。これで来年まで、面倒な汚れを放置できます(笑)

[工夫5]換気口に「水切り袋」(排気口、排水溝など)

 換気口の埃を防ぐ目的に、キッチンの「水切り袋」を使います。目に見えない外の汚れはもちろん、虫の侵入も防ぐことができます。

[1年後、こうなった]

 昨年末、リビングの排気口に付けた「水切り袋」です。プラスチックに付く汚れを減らして、「取替えのサイン」として目に見えていました。

【注意!】ドラム型洗濯機の排水フィルターは故障するケースも

 水切りネットの活用法として、SNSを中心に広がったのが、食洗機とドラム型洗濯機に使用する方法。食洗機の食品カス、ドラム型洗濯機の排水口のゴミをキャッチすると話題ですが......。 家電メーカーの説明書には「故障の原因」になる事例があると警告。筆者宅のドラム洗濯機も、コレで排水口が詰まりました。汚れブロックのつもりが、汚水が逆流する1場合もあるので要注意。

 観葉植物の鉢に溜まる埃を落とした後は、プラスチックダンボール(プラダン)で埃カバーを。そのほか、テレビボードの裏、トイレタンクなど埃が溜まりやすい「家具の裏」や「建具の上」に「プラダン」を活用できます

 洗濯機の「防水パン」をカバーするのも、「プラダン」でOK! 大きなプラダンが必要な場合は、ホームセンターで購入できます。セリアの「プラダン」(約50×35cm)を使うなら、防水パンより大きなワイヤーネットや木板を敷いて上に重ねて使います。

 1年後のお手入れも、水で洗い流すだけでOK!

 積もった埃は簡単に、水道で洗い流すこともできます。雑巾で拭いたり、ハタキで叩いて空間に拡散するより、ずっと簡単です。

[工夫7]換気扇や通気口に「フィルター」でブロック

 家中の換気扇と通気口には「フィルター」を設置するのが定番。ガスコンロ上の換気扇は、クリップ型のマグネットで固定すると着脱が楽ちん。外すときの簡単さも、工夫のひとつです。

バージョンアップ! 100均から「フィルたん パッと貼るだけ」も◎

 今年もフィルターブロックは継続。ただ、「効果を長くしたい」との思いからダイソーのアイテムから「フィルたん パッと貼るだけ」に切り替えました。結果、お値段5倍アップでも「強く長く ブロック」できると大満足。

 トイレ、洗面所、バスルームの換気扇、部屋の通気口や網戸まで「フィルター」の種類が揃います。とくに忘れがちなお風呂のドア部分は、専用の「お風呂のドア用フィルター」も人気です。

 プラスチックゴミを減らして「長く丁寧に使う」教えは、現代では実行が難しいことも。筆者は、ステンレス製の「水切りカゴ」を使っていましたが、水アカ落としに苦戦したのに懲りて、プラスチックを使い捨てることにしました。もちろん「汚れるまで」使うようにしています。苦手なことにかかる気持ちの負担は、こうして軽くしました。プラスチックを燃えるゴミとする居住区なら、それも許してと願うばかりです。

[工夫9]手入れが必要な掃除道具は持たない

 掃除道具もモノなので、「長く丁寧に使う」ためには手入れ、管理の手間がかかります。管理する専用のスペースを持たない家では、代用して「使い切る」ほうが手間も少なく済みます。

[工夫10]カビ対策に「浮かせる」収納(水回りなど)

 もはや定番になった「浮かせる収納」です。モノを直置きするほど、汚れが溜まりやすくなります。とくに水回りでは、水切りも良くカビを防止する効果から、マグネット収納やフックを使った収納が定番になりました。

 最近は、トイレまで床面に触れないデザインが揃います。テレビボードやドアまで「浮かせる商品」があるので、羨ましい限りです。モノをどかす手間がないのはもちろん、お掃除ロボットの動きも滑らかなので家事の負担も激減です。

※2020年12月21日初出の記事に、加筆や再編集を加えています。