「大掃除はしない!」と決めたとはいえ、なにもしないまま年を越すのは少々気まずいものがありますよね。体を動かさないでほっとくだけでキレイになるならいいんだけどなーなんて思う人におすすめしたいのが「オキシ漬け」!
洗剤のオキシクリーンをお湯に溶かして放置するだけで、キッチンの水アカや浴室の床までまるっときれいになっちゃうんです。整理収納アドバイザー・伊藤まきさんが解説したそのやり方を、年末のこの機会にあらためてご紹介。初めての「オキシ漬け」でも怖くないですよ!
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汚部屋まるごと片付けます! 連載企画「30代女子の『煩悩部屋』ビフォーアフター」、第5回目のクライアントは葛飾区・3LDKのマンションに暮らす主婦Mさん(32歳)です。
家の中にゴキブリが住んでいて、「衛生面」が心配(主婦Mさん・32歳)
今回からは、最も片付けやすいスポット「キッチン」に着手します。なぜ、片付けしやすいかといえば、理由はひとつ! Mさんが「料理好き」だからです。住人の関心が高い場所、良く使うモノがある場所ほど「断捨離と収納」の判断が早くなります。
[Before:リビングから見たキッチン]
Mさんいわく「キッチンも調理家電も、新しいモノに取り替えたい」とのこと。どうやら、溜め込んだ汚れが原因で「衛生面」に不満があるようです。だけど、「壊れていないモノは買い換えない」と旦那さま。買わずに解決するには、どうすれば?
どんな家にもあるアレで、頑固な汚れが落ちる!
モノで散らかっている家ほど、キッチンの汚れもたんまり! 掃除のために特別な洗剤を用意する必要はありません。筆者がいつも用意してもらうのは、すべて家にある3つのモノです。
[1]断捨離したタオル
[2]断捨離したテーブルナイフ
[3]油汚れ用の洗剤
掃除道具として活用できるとなれば、タオルとカトラリーの断捨離も進みます。
[ガスコンロ]
油で固まった汚れが、火加減のレバーの動きを鈍くしています。「IHクッキングヒーターが欲しい」という願いの前に、お手入れが先です。
[お手入れ法:テーブルナイフ]
綿棒や100均のお掃除棒だと折れてしまう頑固な汚れも、テーブルナイフならゴシゴシ落とせます。テーブルナイフを使った汚れ落としは、家具の隙間や壁紙の巾木まで家中の「凹凸部分」に万能です。
Mさんはトースターの「買い替え」を希望していましたが、正常に使えるなら「家電は壊れるまで」が持ち方の定番です。そんなMさんのトースターは、焦げや食品カスだらけ。片付けられない家では定番の汚し方です。
[トースター]
ゴキブリや虫が寄ってきそうな汚れですが、こうした住人の多くは「虫対策に神経質」だったりもします……。ちょっとした不思議ですが、Mさん宅も同じ状態でした。
[お手入れ法:パックして放置!]
キッチンペーパーにオキシクリーンを含ませたパックで、汚れを浮かします。オキシクリーンは、酸素系漂白剤なので「消臭」と「除菌効果」もあります。
[After]
オシャレなトースターに買い替えたところで、その魅力をキープできなれければ同じですよね。Mさんの旦那さまが、「買い替え」を拒んだのは「モノで解決しようとする気持ち」なのかもしれません。
一方、使い捨てが功を奏するケースも。たとえば、育児中・フルタイム勤務の主婦の方は、汚れを落とす時間が惜しいから、あえて2,000円以内のオーブントースターや、フライパンも1,000円以内と決めて、汚れが溜まったら処分しているそう。彼女のポイントは、家の中で感じる「不満」を増やさないこと。そのほうが、トータル的な「無駄を減らせる」と判断したようです。片付けを通して、自分の性格に合った「買い方」「使い方」も知ることができます。
アルコールの代わりになる「除菌」対策として、今また「オキシクリーン」の掃除法が話題です。早速、Mさん宅を例に使い方をご紹介します。
「オキシ漬け」で水アカもピカピカに!
[キッチン]
キッチンの断捨離をしながら、ステンレスや琺瑯の鍋を「オキシ漬け」。オキシクリーン(適量)とお湯(40〜60度)を入れて、3〜5時間放置するだけ。お湯の温度が高いほど、洗剤がよく溶けて効果を発揮します。こうして漬けると、シンクの内側や蛇口もピカピカに。
詳しくはこちら:「オキシ漬け」は、簡単2ステップ!
[プラスチック製品]
プラスチックの嫌なヌルヌルも、「オキシ漬け」で簡単キレイ!
ガラスや陶磁器との相性も良いですが、「アルミ」「銅」「コーティング」「テフロン加工」は表面を剥離するので注意が必要です。鍋類の詳細はコチラを参照!
洗濯槽や浴室も、汚れがゴッソリ取れる!
[洗濯槽]
市販の洗濯槽クリーナーより、衝撃的な汚れが出ると話題! カビ対策にもなるので、これからの季節(花粉、梅雨)に備えて今がチャンス!
[浴室]
背中を丸めてゴシゴシ洗っていた、浴槽の床も「オキシ漬け」でスルッと落ちます。浴槽内にも、洗面器、椅子、シャワーヘッドを漬け込みました。
※2020年3月16日初出の記事に、加筆、再編集を加えています。