月曜午後10時の人気番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)が、春から月曜午後9時に繰り上がることがわかった。同枠で放送されてきた『人生が変わる1分間の深イイ話』終了に伴う“昇格”だ。
ここ最近、月曜午後9時台で堅調なのが、フジテレビの「月9」。12月に最終回を迎えた『ラジエーションハウスII〜放射線科の診断レポート〜』(全11話)の平均世帯視聴率は10.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、平均個人視聴率は6.1%となっている。
それに対し、『しゃべくり』の12月6日放送の視聴率は世帯10.5%、個人5.8%。ほとんど変わらない数字を見ると、春から熾烈な視聴率戦いが展開されることは間違いない。
「昇格の発表に先駆けて行われたのが、番組セットのリニューアル。明るく華やかだった雰囲気から、大人の落ち着いた色合いに変化し、同時にテロップの色味も、グッとシックになりました。視聴者からは『セットがこじんまりして、しょぼくなった』という声もある一方、『新しいセット、大人っぽい』『新セット、カッコよすぎ』など好意的なコメントも上がっています」(芸能ライター)
一方、リニューアルと昇格に際して、ネット上ではレギュラー陣の“不要論”が展開されているようだ。そのターゲットにされているのは、ネプチューン、チュートリアルの2組。
ネプチューンは堀内健に関する“異論”が多い。例えば、「セットが大人っぽく変わったところで、どうせホリケンがワチャワチャしたら前と同じ」「ホリケンが芸人以外の人にムチャ振りするのを減らしてくれたら。あそこだけ、辛抱できなくてチャンネルを変えちゃう」「無茶ぶりやホリケンの無意識に失礼な発言が『なんか嫌だな』って思うことが正直ある」というもの。
また名倉潤についても、「ほとんどしゃべらない」といった指摘が見られる。「大喜利コーナー含め終始、名倉だけ一言もしゃべらなくて何とも言えない気持ちになった」「話さないなら、もう芸能活動を休ませてもよくないか」と、主に心配の声が絶えない。
「名倉は2018年、椎間板ヘルニアの手術後にうつ病を発症。睡眠障害などの体の不調を訴え、19年8月から芸能活動を休止。同番組も3カ月休んでいました。それから約2年がたちますが、以前に比べて活躍する場が少なくなっており、まだ完全回復していないのかという声も聞かれます」(同)
そしてもう1組、「不要」と見られてしまっているのが、チュートリアルだ。徳井義実は19年10月に1億円を超える申告漏れと所得隠しが発覚し、芸能活動を休止していたが、今年4月、1年半ぶりに同番組に復帰。
しかし、ネット上では「リニューアルするなら徳井をやめさせて、ほかの人を入れるといいのでは?」「徳井が復帰してから見なくなった」と嫌悪感を示す意見がいまだ見られる。
さらには相方・福田充徳に関しては、数年前から「全然しゃべらない」「画面に映らないから休みかと思った」「いつも存在が空気」などとネット上でいわれ続けている。
それら状況を踏まえて「チュートは降板でいい」と、2人同時の首切りを求める声も聞かれる が、来春にメンバー交代はあり得るのだろうか?
(後藤壮亮)