2021年11月12日にCDデビューを果たし、長年出演した関西ジャニーズJr.のバラエティ番組『まいど!ジャーニィ~』(BSフジ)のレギュラーを卒業したなにわ男子。デビュー前日の11月11日に収録された『まいど!ジャーニィ~特別編 なにわ男子激励会SP』が、同12月28日深夜に放送された。
まず、各メンバーが同番組の思い出を振り返るコーナーでは、オーディション時から同番組に参加している長尾謙杜が「親のような、育ててもらった場所でもある」としみじみ語ると、西畑大吾が「しかも、関西Jr.の番組って(以前は)なかったもんな。だって考えてみて? ジャニーズJr.の番組が10年間続くってすごすぎる!」と発言。
続けて、藤原丈一郎が「しかも、ゲストさんもいろんな方に来てもらってさ。芸人さんとか来ていただいたら、“その後(その芸人が)売れる”みたいなジンクスも(ある)」と、コロコロチキチキペッパーズや霜降り明星などがゲスト出演後に賞レースで優勝を果たしたことを挙げた。一方、西畑が「芸人さん、めっちゃ売れていくのに、我々は売れていかへんみたいな……」と自虐する場面もあった。
さらに、同番組で挑戦したさまざまな企画について、長尾が「最初、めっちゃ怖かったっすわ、漫才とか」「何度もやらせていただくから、少しずつ怖くなくなりましたけど」と明かすと、高橋恭平も「司会とかめっちゃ怖かった」と同調。道枝駿佑も「トーク(コーナー)に出られたら喜んでるというか、最初トークに出れなかったんで、あんまり。トークに出れたら仲間入り、みたいな」と振り返った。
また、『まいジャニ』メンバーが、ゆかりの深いなにわ男子メンバーに“感謝の手紙”を読み上げる企画では、Jr.内ユニット・Lilかんさいの岡埼彪太郎が、道枝に対して「どれだけ大きな仕事をいっぱいもらうようになっても、常に優しくて、常に一生懸命で、常に謙虚で、でもどこか自信を持っていて、どれだけ周りの環境が変わっても中身はずっと変わらない。そんなところに僕はとても憧れています」と、素直な想いを披露。
一方、Jr.内ユニット・Aぇ!groupの佐野晶哉は、大西流星に「雑誌の撮影の前に、僕の目をぱっちりにしようとメイクで頑張ってくれたり……」と笑いを交えながら感謝を伝えた。
続いてLilかんさい・西村拓哉が、高橋に向けて「チャランポランに見られがちですが、ご飯の時は『Lilかんさい引っ張って行けよ!』とかアドバイスもいろいろたくさんくれたりして」と読み上げると、西畑が高橋の意外な一面に思わず失笑。すかさず高橋が「笑うのおかしいで!」とツッコミを入れ、スタジオの笑いを誘った。
そんな中、ネット上でもっとも大きな反響があったのが、Aぇ!group・正門良規が親友でもある西畑に読んだ手紙。正門は「ご飯に行っても、基本的にメンバーのノロケ話であったりとか、メンバーの自慢話をうれしそうにしゃべってる大吾の顔が本当に印象的で、大好きです」とプライベートの様子を明かしたほか、「今年の7月28日、なにわの日のデビュー発表をステージで受けた7人が涙ながらに自然と真ん中に集まって抱き合っている姿を見て、グッときました。本当に仲の良いグループなんだろうなと、素敵なチームだなと思っています。なにわ男子が与えてくれた刺激、魅せてくれた夢に僕らも続いていきたいと思います」「大吾がなにわ男子でデビューできて本当によかったです!」と熱く想いを語った。
これに対し、西畑は「なんかムズムズするね! なんやろ、仲良い分、あらたまって言われると、僕の中でくるものがありますし、よりこう沁みるものがありますし」と恥ずかしそうに語りつつ、「まあ、でもこう、正門とは一生仲良いんやろなって思えるぐらい、彼の優しさであり、包容力であったりがあるからこそ、ずっと一緒にいられるんだろうなっていうのを感じているので、これからも良い関係でいれたらいいなって思います」と、“愛の告白”さながらにコメント。
これに、ほかのメンバーからは「夫婦やん!」とツッコミが入り、我に返った西畑は「恥ずっ! これほんまにカットして~!」と慌てていたが、西畑の言葉に感動した正門は思わず涙。
最後には、番組開始時からのレギュラーである大西が、目に涙を浮かべながら「番組が続いてるのが自分からしてもビックリですし、でもなんか、この番組だけは何があっても守り抜いていきたいと思っていたので……」と、同番組への強い思い入れを明かしていた。
この日の放送に、ネットでは「りゅちぇ(大西の愛称)、重圧もすごかったと思うけど、よく頑張ったね。最後の言葉で涙腺崩壊した」「素敵な時間をありがとうございました。『まいジャニ』スタッフさんの愛をたくさん感じました」「関ジュがもっと好きになりました。関ジュの家族感が大好きです!」「番組からのたくさんの愛が伝わってきて、泣きっぱなしだった」など、感動の声が多数寄せられた。