1月13日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で、ピン芸人・もう中学生がネタで使用する小道具の一部を、自身が制作していたと明かしたツクロークン。もう中学生からは「作っているのは自分だと言わないでほしい」と口止めされていたことも告発し、ネット上では「もう中のイメージダウン必至」という意見が噴出している。一方で、報道直後にTwitterで「こういう形で発表してすいませんでした」(原文ママ、以下同)と謝罪しながら、「文春」へのリークを示唆するツクロークンにも、疑問の声が上がっているようだ。
記事によれば、ツクロークンは数年前からもう中学生の小道具を作成。しかし、もう中学生がテレビ出演した際などに、自身の名前をクレジットしてくれないことに不満を募らせていたそう。そして、昨年12月頭に弁護士を通じて、もう中学生に小道具の制作者として名前を公表するよう通知を送ったという。
「しかも今回は、吉本興業所属芸人同士のトラブル。『文春』の報道によって、もう中学生の小道具の一部を制作していたことが公となり、ツクロークンの目的は果たされたわけですが、吉本サイドからすれば、“天敵”でもある『文春』に情報を流したわけですから、事務所内での立場はかなり危うくなっているはず。吉本芸人の間でも、完全に『危険人物』扱いされているようですし、失ったものも大きいでしょう」(芸能ライター)
また、吉本関係者の中には、ツクロークンのTwitter投稿に、眉をひそめている者も多いようだ。「文春」発売当日の夜、ツクロークンは「今回の騒動を知って、お越し頂いた方、ありがとうございます。こういう形で発表してすいませんでした」「皆様、様々なご意見お持ちだと思います。真摯に受け止めて、反省すべき点は反省していきたいます。よろしくお願いします」とツイートしているが……。
「この投稿は、自ら『文春』にリークしたことに加えて、売名行為だったことも、暗に認めるような情報発信といえます。ツクロークンは過去にも、ほかの吉本芸人と、制作した小道具をめぐってイザコザを起こしており、ネット上では、もう中学生の騒動をきっかけに、当時のTwitter上のやりとりが掘り起こされている状況。すっかり『問題児』として扱われていますよ。ただ、吉本サイドは『本人は非常に反省している』として、今後、もう中学生と無事和解できれば、所属契約自体は継続させる方針のようです」(テレビ局関係者)
当初の目的だった“売名”という点では、十分すぎる結果となったようだが、果たしてツクロークンの次の展開とは……?