テレビ朝日の田中萌アナウンサーが1月16日、進行役を務めるインターネット報道番組『ABEMA的ニュースショー』(ABEMA)に出演。自身の結婚願望について明かしたところ、ネット上で過去のスキャンダルが蒸し返される事態となっている。
前任の三谷紬アナから引き継ぐ形で、昨年10月から同番組の進行役を務めている田中アナ。この日は、“30歳・独身”の田中アナが、東京のリゾートホテル「グランドニッコー東京 台場」で販売中の宿泊プラン「おひとりさまバースデー」を体験するロケ企画が放送された。
スマホを付けた自撮り棒を片手に、ひとりで取材を行った田中アナ。ルームサービスの朝食を食べながら、突然、「テレビ局に入りたいと思って田舎から出てきて、いろいろあって一人でここにロケに行かされてるわけですが」と切り出し、「でも……、私のこの30年も、悪くなかったなと思いますね」としみじみと語っていた。
なお、2015年4月にテレビ朝日に入社した田中アナは、わずか半年で情報番組『グッド!モーニング』のサブMCに抜てきされるも、16年12月発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、同番組で共演していた既婚者の先輩アナ(当時)・加藤泰平氏との不倫疑惑を報じたため降板。
さらに、20年1月には、田中アナとロックバンド・THE ORAL CIGARETTESのベーシスト・あきらかにあきらの熱愛が「フライデー」(講談社)にスクープされた。
「田中の言う『いろいろあって』というのは、過去の不倫スキャンダルのことも含んでいるのでしょう。不倫報道後、田中アナと加藤氏は『グッド!モーニング』から姿を消し、加藤氏は他部署へ異動に。一方の田中アナはアナウンス部に残るも、地上波よりもBS朝日やABEMAの番組への出演が目立つようになりました」(同)
また、田中アナは今回のホテルロケで、結婚願望について「まったく結婚したくない。まったくそこに魅力を感じてない」と断言。「自分で働いて得たお金で、自分のために使う」ことが「本当に大好き」「そのために働いているようなもんなんで」と力説していた。
このVTRが終わると、スタジオの田中アナは「ごめんなさい、日曜の昼間から、あんなちょっと暗い気分にさせる……」とロケ中の自虐発言を謝罪。加えて、「1人が大好きで、基本1人で行動するのが多いです。カラオケとか、温泉とか1人で」と独身を謳歌している様子を明かした。
「この発言に対し、ネット上には『結婚に魅力を感じないような人だから、不倫するのか?』『田中アナって不倫報道の人だよね。結婚願望がないの、なんか納得しちゃった』『地上波であまり見ないけど、まだテレ朝にいるんだ。相変わらず図太いね』と皮肉めいた書き込みが続出。不倫報道から5年以上たった今でも、“不倫女子アナ”のイメージから脱却できていないようです」(同)
20年10月~21年10月には、同局地上波の報道・情報番組『スーパーJチャンネル』のサブキャスターに就任し、月・火・金曜に出演していた田中アナ。しかし現在は、関東ローカルの広報・自己批評番組『はい!テレビ朝日です』のナレーションと、ABEMAの『ABEMA Prime』『ABEMA的ニュースショー』のみで、地上波の“顔出しレギュラー”はゼロという状況。テレビ朝日のエース・弘中綾香アナなどと比べると随分差が開いてしまったが、不倫のイメージを払拭できるのはいったいいつになるのだろうか。