長澤まさみの主演映画『コンフィデンスマンJP -英雄編-』が1月14日に公開された。出演陣はプロモーション活動に精を出しているが、「メインキャストの1人、東出昌大は不倫スキャンダルの影響でいまだに世間的なイメージが悪く、長澤からもある“NG事項”を突き付けられている」(スポーツ紙記者)という。
2018年4月期にフジテレビの“月9”枠で放送された連続ドラマからスタートした同シリーズは、コンフィデンスマンこと“信用詐欺師”のダー子(長澤)、ボクちゃん(東出)、リチャード(小日向文世)が、あらゆる金の亡者たちをターゲットに騙し合いを繰り広げるコメディ。これまでにスペシャルドラマやスピンオフドラマが制作されたほか、『ロマンス編』(19年)と『プリンセス編』(20年)の映画2本が公開された。
今回の『英雄編』では、地中海に浮かぶ世界遺産の島・マルタ島を舞台に、元マフィアが所有する幻の古代ギリシャ彫刻をめぐって熾烈な騙し合いバトルが展開する。
「最新作の公開を記念して、今月8日に映画第1作目の『ロマンス編』、15日には第2作目『プリンセス編』が放送されました。また、長澤をはじめとする出演者たちは情報番組やバラエティ番組に積極的に出演してPRを行い、キャスト一丸となって盛り上げている印象です」(芸能ライター)
そんな中、相変わらず世間から冷ややかな目で見られているのが東出だ。
「東出は、20年1月発売の『週刊文春』(文藝春秋)で唐田えりかとの“3年不倫”が発覚し、同8月に当時の妻・杏と離婚。映画を中心に俳優活動は継続できているものの、今でもメディアに名前が出るたび批判を浴びている状況です。それにもかかわらず、昨年10月には『文春』で新恋人のハーフ美女・A子さんの存在が明らかに。しかも、仕事で滞在した広島のホテルにも彼女を呼び寄せ3連泊させていたといい、同誌の取材を受けた東出の所属事務所・ユマニテさえも『まことに不見識な行動』と苦言を寄せていました」(前出・記者)
こうして杏や世間だけでなく、事務所の怒りも買ってしまった東出だが、今月14日公開の『英雄編』にも当然メインキャストの一人として出演しているだけに、プロモーション活動をパスするわけにはいかなかったようだ。
「とはいえ今回、長澤サイドからは『東出とツーショットでのメディア露出はNG』と通達されたそうです。小日向などほかの共演者がいれば問題ないものの、東出と2人きりはNGとのこと。長澤本人の希望なのか、所属する東宝芸能の意向によるものかは不明ですが、今は共演者たちが“長澤と東出のツーショット回避”の役割を担っているわけです」(同)
前作『プリンセス編』の公開当時、東出は不倫発覚から「離婚間近か」と業界内で騒がれ、肝心の映画の話題がかすんでしまっていただけに、長澤が東出を快く思わないのも無理はないのかもしれない。