タレントの有吉弘行が、1月23日放送のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHTDREAMER』(JFN)に出演。アンジャッシュ・児嶋一哉への“暴言騒動”について言及したものの、ネット上で「コメントがズレてる」と批判が飛び交っている。
有吉は、16日放送の同番組で後輩芸人のYouTubeチャンネルについて触れた際、「マジで児嶋さんとかみたいなさ、クソみたいなYouTubeでもさ、すごい結構、(再生回数が)伸びたり(してる)」「俺らからしたら、何やってるの……『地雷メイクやってみた』、はぁ? みたいな。ちょっと恥ずかしくないの? と思ってさ」と、児嶋のYouTubeチャンネル「児嶋だよ!」についても言及。「でも、YouTube見てる人たちはさあ、『ああ、児嶋もやってんだ、見てみるか』って言って、見てくれてね。だから良い方向にいってるわけでしょ?」と感心しつつも、「だからなんでもいいんだなあって」と企画内容を軽視するような発言をしていた。
「ラジオ放送後、児嶋はTwitterで『有吉クソみたいなYouTubeって言ったの?スタッフと頑張ってやってるんだけど、、何でも言っていいと思ってんのかな?』(原文ママ、以下同)と投稿。しかし、翌17日にこのツイートを削除し、『Twitterを卑怯な使い方をしてしまいました、、、本人とも話せたので全然大丈夫です!お騒がせしました』と和解したことを報告したものの、ネット上では有吉の心ない言葉に批判が集まっていました」(芸能ライター)
この騒動から1週間後の23日、有吉は番組オープニングで「YouTubeのことは本当気を付けないとね。また児嶋さんにブチギレられるかもしれないからさ」と切り出し、「悪いことを言ったつもりはないんだけど、(ネット上の)『クソYouTube』の書き込みを見て、カッとなっちゃう日もあるからさ。そこは気を付けないとね。いちいち(本人にイジってもいいか)聞いたほうがいいよね」とコメント。続けて「虫の居所が悪いっていうか、そういう時があるみたいで。ラジオは聞いてないらしいんだけど、腹が立つ時もあるみたいで、随分怒っていらっしゃった」と、児嶋の様子を明かした。
また、これらの発言に爆笑していた番組アシスタントのデンジャラス・安田和博が「児嶋さんにも、(有吉は)別に悪いことは言ってないですけどね」とフォローすると、有吉も「言ってないよ、全然!」と強調。一方で、前回のトークの流れを振り返りながら、「『クソ』から始まって、最後は『(チャンネルが好調で)良いよね』ってオチになったとしても、『クソYouTube』の書き込みを見てるから」と児嶋が憤慨した原因を想像。
さらに、「その日の機嫌もあるから」「いつもはどんだけイジっても優しく許してくれる人なんだけど、“ちょうど悪い日”もある。書き込み見て、イラっとする日もあるから、児嶋さんに関しては(イジる前に)一応確認する」と話し、安田の笑いを誘っていた。
今回、児嶋への発言に「悪気がなかった」点や、本人の「虫の居所が悪かった」ことを強調した有吉。ネット上では「和解後の有吉さんのコメント、なんかズレてる気がする……」「何が悪かったのか理解してない感じ。今回は、児嶋のほうが大人に感じる」「児嶋はYouTubeの視聴者や、スタッフが頑張って考えた企画をバカにされたから怒ったんじゃないの? 有吉はわかってるのかな」「今回は『虫の居所』とか言ってないで素直に謝るべきだったと思う」と批判的な声が目立つ。
一方で、一部では「ラジオの有吉さんは、もともとこういう芸風。善人キャラを求めないで」「有吉は思ったことを言ったまで。批判してる児嶋のファンが怖い」とフォローする声もあるが……。
「チャンネル登録者数97.4万人(24日午後1時時点)を誇る『児嶋だよ!』は、今月だけでもすでに12本もの動画がアップされていて、もはや“テレビの仕事の片手間”というレベルではなく、今では児嶋の活動の一部となっています。当然、企画を共に考えているスタッフも苦労しているはずで、それを『恥ずかしくないの?』と侮辱したにもかかわらず、『虫の居所が悪い日もある』という軽い言葉で片付けようとする有吉に憤りを感じる児嶋ファンは少なくないようです」(同)
有吉と児嶋が電話でどんな会話を交わしたかは不明だが、児嶋の本心が気になるところだ。