2022年でソロデビュー10周年を迎える中山優馬。自身にとって28歳の誕生日にあたる1月13日には、Johnny's netオンラインで『中山優馬 10th ANNIVERSARY ファンミーティング』の配信を行い、多くのファンを喜ばせた。同25日放送のラジオ番組『中山優馬の世紀末に生まれて』(bayfm78)では、そのファンミーティングの裏側を告白。これまで“公然の秘密”だった元アイドルの姉や、“元先輩”であるジャニーズ事務所幹部のエピソードが飛び出す一幕もあった。
この日の番組冒頭、ファンミーティングに関して「たくさんの方からメールをいただきました」と前置きし、ファンから届いたメッセージを紹介。その中には「“菜々ちゃん”がアップしてくれたティンくんとの写真と、飼い主さんのエピソードが愛しすぎます」というメールもあった。
「菜々ちゃん」とは、元NMB48メンバーで、タレント活動をしていた山田菜々。昨年3月末をもって芸能界を引退したあとも、SNSやYouTubeを更新している。中山の姉であることはファンの間で知られているものの、本人たちが関係を公表していない“公然の秘密”だ。
中山はメールを読んだ後、「ファンミーティングをするにあたって、ファンミーティング前にロケで地方に行ってたんですよ。飛行機乗って行くぐらいのところに。だから、愛犬を姉貴に預けたんですね」と説明。自身の愛犬・ティンクは「ワンちゃん嫌いな犬」のため、姉宅にいる2匹の犬に対して「ビビり倒して」いたという。
「いつもね、ティンクっていう、ウチの愛犬が乗ってるタオルみたいな。匂いがついたタオルみたいのを持って行ってあげようと思って。じゃあ、そこにずっといるだろうと思って。(ところが)姉貴の家に着いた時にタオルを忘れたことに気づきまして。アチャーと思って。ただ、自分の匂いがついてるものがなんかないと厳しいやろうなと思って、上着を置いて行ったんですよ。で、電車で帰ったんですけど、寒い、寒い中で帰った」
と、振り返っていた。このトークを受け、一部リスナーは「菜々ちゃん、名前出してOKなのね」「菜々ちゃんの名前が出た(笑)」「『菜々ちゃん』って普通に言ってる(笑)」と反応。これまで、中山は姉の存在を明かしながらも、山田の名前を挙げることなく「姉」と呼んでいたため、突然の“名前解禁”にファンは驚嘆したようだ。
ちなみに、過日のファンミーティングには、ジャニーズ事務所の先輩・屋良朝幸がサプライズで登場。ラジオで中山が明かしたところによれば、現場にもう一人、“先輩”が見に来ていたそうだ。
「うちの会社の幹部の方がね、来てくれたんですよ。もう、なんて言うんですか? 僕の大好きな、尊敬する会社の偉いさんですね。元先輩の方といいましょうか。スゴい偉いさんが来てくれて、最後までいてくれたんですよ。それが一番緊張しましたね。いてくれることはスゴいありがたいんですよ。心強いし。うれしいんですけど、やっぱね、いつまでたっても(自分は)後輩やから。先輩が見てるっていう中でファンミーティングを行うっていうところにスゴい緊張したっていうのは1個ありますね」
と語っていた。
この「うちの会社の幹部」「元先輩」といった特徴から想像するに、おそらく顔を出したのは、ジャニーズ事務所副社長・滝沢秀明氏とみられる。リスナーも「優馬のファンミにいたのって、タッキーだよね!? 目を掛けてくれてうれしいな」「元先輩で偉い人が優馬のファンミに立ち会っていたっていうのは……タッキーかな?」「優馬くんが一番緊張した人って、滝沢さんのような気がする。お誕生日と10周年のファンミだったから駆けつけてくれたのかな」と驚いていたのだった。
一方、中山といえば、近年は舞台やドラマへの出演が続いており、歌手業からは遠ざかっている。リリースは2016年6月1日の配信シングル「Feeling Me Softly」でストップしているが、「またファンミーティングだけじゃなくて、今年は踊ろうと思ってるんで。踊ろうと思ってるし、歌おうと思ってるんで。そんな勉強もスタートしてるところではありますんで」とラジオで宣言していた。
28歳を迎え、かつては“タブー状態”だった元アイドルの姉との交流も包み隠さず話すようになった中山。今年は演技の仕事だけに限らず、マルチな活躍に期待したい。