タレント・ヒロミが3月16日、初のソロCDを発売することがわかった。ヒロミの地元である東京都八王子市をテーマにした「八王子のうた」と、妻で歌手の松本伊代にまつわる日常のエピソードを詩にした「神様との約束」の両A面シングルだというが、ネット上では「ターゲット層がわからない」と疑問の声が上がっている。
ヒロミといえば、八王子出身の芸能人を集めた“八王子会”の主宰者で、今年に入ってYouTubeチャンネル「ヒロミの八王子会ch」も始動。一方、2020年12月17日には別のチャンネル「Hiromi factory チャンネル」で「『八王子のうた』完成しましたー」という動画を公開していた。
「八王子のうた」とは、八王子会のメンバーでTHE YELLOW MONKEYの菊地英昭と菊地英二、マキシマム ザ ホルモン・ダイスケはんとナヲ、KICK THE CAN CREW・LITTLE、FUNKY MONKEY BABY'S・ファンキー加藤、元AKB48・高橋みなみ、元モーニング娘。・飯窪春菜らが参加する楽曲で、同動画では歌唱シーンも公開していた。
「八王子愛を歌った同曲は、当初は、YouTubeの企画として制作されたものの、動画を見たファンや八王子市民、関係者から後押しがあり、リリースに至ったそう。CD化にあたって新たに作ったという『神様との約束』は、2月13日に音楽ストリーミングサービスおよび主要ダウンロードサービスにて先行配信されるといいます」(芸能ライター)
しかし、ネットユーザーからは「ヒロミのソロCD? 誰が買うの?」「八王子会の内輪でやっている感じがちょうど良かったと思う」「“八王子会のCD”として出すならまだしも、“ヒロミのCD”ってとこに引っかかる」という声も。
「さまざまなテレビ番組に出演しているヒロミですが、一部ネット上では以前から『ヒロミって、どの層に需要があるの?』『ヒロミを起用する番組が多いのはなぜ?』などと疑問視されていました。昨年3月までMCを務めていた『火曜サプライズ』(日本テレビ系)が終了し、同4月にスタートした後番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(同)で引き続き司会に起用された際も、『またヒロミ!? なんで?』と驚かれていたほどです」(同)
このように、ネガティブな意見が寄せられがちなヒロミだが、『オモウマい店』は1月25日放送回が世帯平均視聴率13.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率をマーク。さらに、「Hiromi factory チャンネル」も人気で、チャンネル登録者数は111万人を突破(28日時点、以下同)。動画の再生回数には波があるものの、昨年11月に公開した「【必見】お宝!スカイライン32GT-R 勢いで新潟に見に行ってみた~」は273万回再生を越えている。
とはいえ、今回のCDがヒットするとは思い難いが……。
「ネット上では、飯窪やモー娘。ファン、バンド好きの間でそれなりに話題になっていて、特にイエモンのメンバーで実の兄弟である菊地英昭&菊地英二が揃って参加していることから、『菊池兄弟が参加してるの!? ヒロミさんありがとうございます』『菊池兄弟が揃うなんてやばすぎ! 絶対買います』などと、喜ぶファンが散見されます。そういった反応を見ても、やはり“ヒロミのソロCD”ではなく、“八王子会のCD”として販売するべきだったのではないかと疑問に思わずにはいられませんが……」(同)
八王子会メンバーが揃ってテレビで楽曲を披露すればさらに盛り上がりそうだが、音楽番組出演など、次なる展開はあるだろうか。