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豪入国はワクチン2回接種者のみ! 「1回しか打ってない」カニエ・ウエスト、3月ツアーが大ピンチ?

ByAdmin

Jan 31, 2022

 1月5日、オーストラリア入国をめぐって大騒動を起こした、男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ。

 これは、同国が新型コロナウイルスのワクチン未接種を理由に、17日から全豪オープンに出場するためにメルボルン空港に到着したジョコビッチのビザを取り消したというもの。ノバク側の「医学的理由でワクチン接種免除が認められた」という事前申告を全豪オープン主催者は許可していたものの、政府は認めず。ノバクは不服申し立てをしたが、これも却下され、国外退去に。その後、政府はノバクに今後3年間の入国禁止を言い渡した。

 ワクチン接種の強制力をめぐって、いまなお議論を呼んでいるこの騒動だが、現地時間29日、サンシャイン・コーストでメディアの取材を受けたオーストラリアのスコット・モリソン首相は、「2回のワクチン接種を受けてから14日が経過して予防接種を完了」した「Fully Vaccinated(ワクチン接種完了者)」しか入国を許可しないと断言。「誰であっても、だ。規則は規則。規則を守れる者は入国でき、守れない者は入国できないのだ」と、特例は作らないことを強調した。

 海外メディアはこの首相発言を受け、米人気ラッパー、カニエ・ウエストが3月に計画しているオーストラリア・ツアーが大ピンチだと報道。カニエはワクチン接種完了者でない可能性が高いため、ファン待望のツアーが幻に終わるのではと報じている。

 カニエは20年7月に、「新型コロナウイルスのワクチンは、我々の体内にマイクロチップを埋め込むために用いられる」「やつらはあらゆる手段を講じて、我々が天国の扉を渡ることを阻止しようとしている」「ワクチンは(新約聖書にある)獣の数字だ」と熱弁。

 カニエのようなキリスト教福音派や共和党支持者の多くが同様の陰謀説を支持していたこと、カニエが天才的なアーティストの一方で精神のバランスを崩しやすい傾向があることから、この話を真に受ける人は少なかった。なおカニエ自身、すでに新型コロナに一度感染しており、抗体ができているからワクチン接種を拒否しているという見方を示すメディアもあった。

 “反ワクチン派”と思われているカニエだが、21年夏に開催した新作アルバム『Donda』のリスニングパーティーには、ワクチンの接種ブースを併設。一方で、カリフォルニア州などが屋内大規模イベント開催時、参加者にワクチン接種証明書や新型コロナウイルス陰性証明書の提示を義務付けると発表する中、カニエは参加者へのそれら証明書の提示は求めず。「ワクチン賛成派、反対派のどっちなのか?」と話題になった。

 同年11月には、出演したポッドキャスト『Drink Champs』で、「数週間前、(ポルトガルの)リスボン経由でパリに行った。ポルトガルにはワクチンを打たなくても入国できるから」「自分はまだ1回目しか打っていない」と告白。なぜ2回目のワクチンを打たないのか、その理由をめぐって、ネット上でファンの熱き議論が展開された。

 今回のニュースを受けて、ネット上では、オーストラリア・ツアーが実現するか否かでカニエのワクチンの接種状態が判明すると話題になっており、これをきっかけにカニエがワクチンについて今どう考えているのか発言するのではないかと注目が集まっている。

 オミクロン型変異株の感染拡大が世界中で広がる中、ワクチン接種を義務化する動きが各国で出ている。アメリカでは、これに反対するデモが各地で発生。ニューヨーク市では、市長から「接種を受けなければ無給休暇扱いにする」と通達された消防士や警察官らが「選択の自由があるべき」だと抗議。人気ドラマ『LOST』のケイト役で知られるエヴァンジェリン・リリーが、この抗議に賛同する内容をインスタグラムに投稿し、物議を醸したばかり。

 このタイミングでカニエが反ワクチンに関する発言をしたら、一定の層に大きな影響を与えると危惧する意見がネット上で飛び交っている。