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収納グッズを変えたら「洗面台」が激変! 「100均」アイテム15点でプロが手直しビフォーアフター

 収納ライター兼整理収納アドバイザー1級の伊藤まきさんが、読者の汚部屋を実際に片付ける連載「30代女子の『煩悩部屋』ビフォー・アフター」。今回は洗面台などの片付け一挙プレイバックです!

 連載へ応募してくれた、6人目のクライアント・板橋区在住のKさん。全30回に渡って片付けた汚家(3SLDK)を、4回で一気に振り返ります。 

 4回目となる今回は、小物であふれる洗面台の「Before→After5連発」にはじまり、筆者がよく使う100均グッズ15点の使用例を紹介します。毎日の生活を楽にするヒントがいっぱいの最終回です!

[Before.1]洗面所

 

[After.1] 洗面所

 洗面台は、今使っている道具だけに減らしました。ストック類を収納棚に移動したことで、モノの出し入れが簡単になります。モノが散らかる理由は、戻す場所が満タンだから。すぐ使わないモノは詰め込まないほうがスッキリが続きます。

[100均グッズ.1] ダイソーの「アルミ蓋 PET容器」や保存袋

 洗面所に置く小物はできるだけ「透明のケース」に入れます。この空間での行動は「忙しく」なるので、ひと目で見えることが大切。綿棒のケースのような、透明のケースや袋を使うと◎。同じサイズで揃えれば、快適度もアップ。その場合は、ダイソーの「アルミ蓋 PET容器」がおすすめです。

[Before.2]洗面・扉裏

[After.2] 洗面・扉裏

 使いにくい、散らかりやすいのは「モノの住所」がバラバラだから。使う人別、種類別にモノを分別。また、セリアのプラスチックダンボールを2枚重ねて「棚板」を用意しました。可変トレイ(凹型のケース)だと埋もれていたミニボトルも、しっかり見えるので使い切ることができます。

[100均グッズ.2]セリア「歯磨き粉ホルダー」

 セリアの「歯磨き粉ホルダー」を、電動歯ブラシ入れに! 本来は、チューブ型の洗顔フォーム、歯磨き粉を入れるデザインですが、電動歯ブラシにも◎。水回りの小物を「浮かす収納グッズ」なら、セリアが一番揃います。

▼もっと知りたい方は、【3回】「洗面台と洗濯機まわり」へ▼

[Before.3]洗面台下・扉

 

[After.3] 洗面・扉裏

 洗面台下の収納といえば、「伸縮ラック」や「突っ張り棒」を使って2段にしがちですが、洗剤を収納する場合は「上の空間」を空けます。

 洗面台の手前に大きな収納棚を用意したこと、空間が狭いこと、すぐ使う洗剤類の取り出しを便利にすることを優先に考えました。

[100均グッズ.3]ワッツ「ディリーケース コロ付きロング」

 100均の大型ファイルボックス、3種類を揃えました。戸棚下には、ワッツの「ディリーケース コロ付きロング」がおすすめです。奥行きが長くキャスターが付いているので、重たい洗剤も軽い力で出し入れできます。

▼もっと知りたい方は、【4回】2階「洗面台下の収納」へ▼

洗面所の造作棚(上)']

[After.4] 洗面所の造作棚(上)

 洗面台の手前にある、造作棚です。入居当時の棚板3枚と追加の棚板2枚の合計5枚を設置しています。

 棚板を調整するときは、上から合わせます(下駄箱除く)。家族の身長に合わせた、下着を収納する棚になりました。使用頻度の最も高いタオルは、家族みんなが手に取れる高さの中央に用意しています。

[Before.5]洗面所の造作棚(下)

[After.5] 洗面所の造作棚(上)

 棚板を上から調整すると、約W65×D40×H100cmの空間が余りました。この場合、収納案は3パターンあります。サイズと予算面から、中古で探したのが上の写真(5段収納ケース)になります。子どもの下着と洗面所で使う小物すべてが収まりました。

*3パターンの収納案
[1]棚板を3枚追加して、100均の収納箱を入れる(予算4,000円前後)
[2]スチールラックを入れる(予算8,000円前後)
[3]5段収納ケースを入れる(予算8,000円前後)

[100均グッズ.4]ダイソー「積み重ね収納ケース」

 この家にあった、ダイソーの「積み重ね収納ケース(W29×D40×H13cm)」をそのまま使います。100均の中でも、一番大きな収納ケースです。棚板の高さを調整すれば、引き出しのように使うことができます。ただし、収納するモノは「軽いモノ」がおすすめです。

▼もっと知りたい方は、【2回】「脱衣所の下着収納」へ▼

 ここから先は、今回使用した100均グッズをまとめて紹介します。新商品があふれる100均(ダイソー、セリア、キャンドゥ、ワッツ)ですが、筆者が片付けで使うモノは、いつもワンパターン。よく使うグッズ(*)のみ、使用例を紹介します。

*突っ張り棒、ファイルボックス、ワイヤーネット、マグネット類、フック類、DAISOミニラックを除く

[100均グッズ.5]ダイソー「ホッピングバッグ」

 脱衣所のパジャマ入れに使ったのは、ダイソーの「ホッピングバッグ(L)」です。重いものを入れて吊るすと紐が切れますが、針金に結び直せば長く使うことができます。Sサイズは、子どものぬいぐるみ入れに。こちらのサイズも便利ですが、シックなカラーはありません。いずれも、洗濯物の回収、ブランケット入れ、ラッピングペーパー入れなど布類、紙類をまとめるのに便利です。

▼もっと知りたい方は、「ホッピングバッグ・5つの魅力」へ▼

[100均グッズ.6]ダイソー「フタ付き収納 BOX」

 ダイソー「フタ付き収納BOX」。大中小サイズの使用例です。衣替えはもちろん、毛布、食品、小物の収納に「ベストワン」の商品です。硬い収納箱のように、無駄な空間を奪わず片手で出し入れができるのでおすすめ。ほか、プラスチックケースに比べて埃の付着も少なく清潔に扱えます。

▼もっと知りたい方は、「5種類の布製ボックス」へ▼

[100均グッズ.7]ダイソー「シューズケース」

 ダイソー「シューズケース」。主に、靴グッズのコーナーにあります。透明で寸胴なデザインなので、「仕切りケース」や「保管ケース」に最適です。ただし、入手困難なので使いたい時に見つからない場合もあり……。筆者もヘビロテ商品なので、見かけたらストック買いしています。

▼もっと知りたい方は、「シューズケース・8パターン」へ▼

[100均グッズ.8]セリア「ミニ小物フック」

 扉の裏、テレビの裏などデッドスペースを収納に活用するなら、フックは欠かせない存在です。100均グッズのフックの中で一番使うのが、セリアの「ミニ小物フック」です。フックの先端を曲げることができるので、角度調整が効きます。粘着テープが弱い場合は、魔法のテープに貼り替えて使います。

▼もっと知りたい方は、「ミニ小物フック・使用例」へ▼

[100均グッズ.9]ダイソー「不織布仕切り収納BOX」

 ダイソーの「不織布仕切り収納BOX」です。大きな収納箱や衣装ケースの中を仕切るのに役立ちます。また、同型のプラスチック製(硬質)より、安価で済む点もおすすめ。硬質のファイルボックス(ニトリや無印良品)に似たサイズなので、軽めのモノを収納するなら安価で済みます。

▼もっと知りたい方は、「不織布BOX・サイズ詳細」へ▼

[100均グッズ.10]ダイソー「ソフトバスケット」

 片付け用仕分けボックスとしても活用する、ダイソーの「ソフトバスケット」。部屋の隅に置く「とりあえずBOX」はもちろん、散らかるモノを回収したり、上下階の荷物を運んだり、おもちゃを入れたりと幅広く活用できるアイテムです。「カラボの横置き」にぴったりのサイズなので、使いまわしも効きます。

▼もっと知りたい方は、「ソフトバスケット・使用例」へ▼

[100均グッズ.11]ダイソー「ビニールケース」

 硬質の収納ケースに比べて、場所をとらずに済むのが100均の「ビニールケース」。小さめのケースは、使うモノをまとめたグループ収納に。大きめのおもちゃや書類は、B4サイズを使います。外へ持ち出す病院グッズ、旅行グッズなどは「Wファスナー ビニールネットケース」が優秀です。

▼もっと知りたい方は、「ビニールケース・使用例」へ▼

[100均グッズ.12]100均「パーツケース」

 小さな小物は、100均の「仕切りケース」にまとめます。生活小物なら、アクセサリー、文房具、ネジ、印鑑など。工作やコレクションを収納したい方には、ホームセンターの「パーツケース」のほうが頑丈です。100均アイテムは、蓋がパカパカしやすい欠点もあるので、購入時はしっかり確認を!

 ほか、こんなアイテムも使いました。

[100均グッズ.13]100均「ミニキャスター」

 収納ボックスを床に直置きするときは、ダイソーの「ラクラクピタッ! とキャスター」を貼ります。キャンドゥ、セリア、ワッツにも類似品があります。力を減らす工夫が、毎日の家事負担を軽くしてくれます。

▼もっと知りたい方は、「ミニキャスター・使用例」へ▼

[100均グッズ.13]100均「壁用ミニラック」

 100均の工具コーナーに置かれることが多い、「壁用ミニラック」です。キャンドゥが「クィックラック」で、ダイソーは「コーナーラック」という商品名になります。押しピンで支えるので、小さな穴が付く程度なので賃貸でも大丈夫。お札立てをはじめ、飾りたいモノによく使います。

[100均グッズ.14]ワッツ「STORAGE BOX」

 100均の紙製ボックスの中でも、シンプルなデザインと豊富なサイズ展開(5種類)からワッツ「ストレージボックス」を選びます。ただし、紙製の収納ボックスはどれも薄いので透明のガムテープで補強。100均の紙製箱はどれも壊れやすいので、底面、角、持ち手の強度を増すように。

[100均グッズ.14]100均「キッチントレー」

 浅型の引き出しを仕切るなら、イノマタ化学の「キッチントレー」一択です。こちらは、ダイソー、キャンドゥ、ワッツ、セリアで揃えられます。

[100均グッズ.15]ダイソー「吊り下げシャツ収納」

 子ども「学校プリント」があるお宅には必ず、ダイソーの「吊り下げシャツ収納」を持参します。5つのポケットにA4用紙がすっきり収まるので、提出用紙、確認用紙を忘れずに管理できます。

[まとめ]

 洗面室の収納Before→Afterまとめの動画はコチラ! 小物が集中する空間なので、収納グッズを見直すだけでこうも変わります。

 片付け訪問でよく使う「100均グッズ」も、15点ほど取り上げました。ほか、1軍の100均グッズ(突っ張り棒、ファイルボックス、ワイヤーネット、マグネット類、フック類、DAISOミニラック)は、別の回で総まとめで紹介できたらと思います。

コチラ=インスタに貼りますのでしばしお待ち下さい

By Admin