【業スー、西友、イオン】冷凍＆チルド「チーズインハンバーグ」食べ比べレポ！　108円“5種のチーズ”に揺さぶられた!!

――業務スーパーマニアの節約大好き俳優・布川隼汰が、業スーのポテンシャルを今一度見つめ直すべく、ほかの人気スーパーの商品とガチ食べ比べ！　今回はチーズインハンバーグ3種を調理＆実食し、★の数で評価しました。忖度はなしです！

　今回、食べ比べてみたのは、この3つ。

・業務スーパー自社工場商品「チーズインハンバーグ　8枚入り 960g」（税込430円）
・トップバリュ「デミグラスソースのチーズ入りハンバーグ　1枚入り　100g」（税込105円）
・スターゼン「5種のチーズインハンバーグ　6個入り　540g」（税込648円）

　スターゼンは食品メーカーで、「5種のチーズインハンバーグ」は西友やベルクなどさまざまなスーパーの冷凍コーナーで見かける商品。今回は西友で購入しました。ちなみに、楽天市場やPayPayモールなどのネット通販でも販売されているようです。

　では、順番に調理＆実食していきます。

業務スーパー「チーズインハンバーグ」を実食！

　さすがは我らが業務スーパー製品！　8個入り960gと大容量で、冷凍庫に入りやすいスリムなパッケージは家庭用冷蔵庫も無駄に圧迫せず、一般家庭への寄り添いも感じられます。

　原材料は豚ハツと鶏肉。冷凍ハンバーグには珍しく生の商品なので、しっかりと過熱してくださいとのこと。なるほど、あくまで家庭で仕上げた出来立てを味わってくださいということか……。

　お値段は1枚（120g）あたり約53円と、今回の中では断トツのコスパ！　2枚食べても106円、育ち盛りのお子様がいる家庭は、確実にコレでしょう。

　調理は、油を引いたフライパンでフタをして片面5分ずつ。少し時間はかかるも、しっかり焼く分、表面がカリッとして香ばしく仕上がりました。

　さて肝心のお味ですが、第一声は「お肉が甘い!!」。肉の甘みがとても強く、口の中でほぐれる柔らかさがたまりません。チーズはトロッとしていて、玉ねぎのシャキシャキ感がGOOD！　主張も強すぎず、バランスが良いです。

　ただ、肉本来の味はそこまで感じられず、量・味共に平均点か……。

　とはいえ、コスパを考えればまったくノープロブレムな商品です。高クオリティを追求する方にはあまりお勧めしませんが、とにかく食費を抑えて旅行に行きたい、貯金したい貴方は迷わずこれを購入しましょう。生の商品なので、加熱はしっかりと。

　なんといっても持ち運びに便利なパック入り、レンジ調理OKなのがうれしい！　オフィスに持っていってレンジを借りれば、簡単に温かいハンバーグランチが楽しめそう。イオン系列のコンビニやスーパーで気軽に買えるのも高評価です。

　価格は1枚（100g）あたり、105円。デミグラスソースが入っていながらこの値段は、なかなかお得です。デミグラスって、作ったり買ったりすると、意外と高くつくんですよね……。

　原材料の筆頭は鶏肉で、ここに牛脂肪や粒状大豆たん白を合わせているようです。

　調理法は「80度の熱湯で7分」、もしくは「容器に移してラップをし、電子レンジ（500w）で1分30秒」とのこと。お手軽ですが、ズボラな僕としては「そのままレンチン→取り出して食べる」という流れを想像していたために、少しマイナスな印象（ハードルを自分が勝手に上げただけ）。

　デミグラスソースはなかなか本格的。安っぽいケチャップ味強めのものとは程遠く、しっかり作り込まれています。歯応えは思ったよりなく、ホロっと崩れる印象で、少し物足りなさも感じました。原材料が鶏肉だからかな？　

　チーズのトロけ具合はバッチリ！　濃厚な口触りが頬を緩ませてくれました。

　コンパクトさ、味付け不要の食べやすさに特化した商品なだけあって、夕ご飯や出先のランチなど、用途に応じて臨機応変に使い方を変えられるのが◎。不規則な生活を送る方には重宝すると思います。会社などで食べるときは、タッパーを持参して、レンジで温めるのがラクかも。

　いろいろなスーパーの冷凍コーナーで見かける袋入りハンバーグ。「5種の」という文字には、ついつい手を伸ばしてしまう不思議な魅力がありますね。

　　1枚（90g）あたり、108円。業務スーパーにはダブルスコアをつけられていますが、それでも十分安いほう。なにせ5種のチーズが入ってるんだから……。

　至福の「レンジで温めるだけ」調理。正直、これに敵う時短・手間省き料理はありません。500wで3分。洗い物も少なく、ご飯をよそい、お茶を入れ、お箸をテーブルに置いたら、もう目の前にはおいしそうなハンバーグ。完ぺきです。

　原材料が豚肉と牛肉というだけあって、肉の味がしっかりしてる！　食感は食べ応えのあるしっかりとした感じ。かといってパサつきはなく、噛むと肉汁があふれ出し、とてもジューシー。さらにチーズにこだわっているだけあって、まろやかで味に深みがあります。

　レンジ調理ですが、片面に焼き目がついているので少しだけカリッとしています。

　レンチン調理を甘く見ておりました。反省です。コスパ重視の僕ですが、このクオリティと手軽さならば、ヘビロテしてもいいかな……と揺さぶられています。ちなみに写真のハンバーグの上のチーズは、レンジで温めていたらチーズがあふれ出し、奇跡的にいい感じにチーズがかかったような見た目になりました（笑）。

【業スー、西友、イオン】冷凍＆チルド「チーズインハンバーグ」総評

　今回総合得点が高かったのは、スターゼンの「5種のチーズインハンバーグ」！　正直言ってダークホースでした。シンプルなパッケージとは裏腹に、しっかり消費者目線で商品を開発しているのが見て取れました。

　勝敗を分けたのは「レンジ調理のみで超簡単」「しっかり焼き目がついていて香ばしさもGOOD」「チーズの味わい深さ」！　【コスパ】を取るなら業務スーパー、【携帯性】【料理が苦手な方】はトップバリュ、といったところでしょうか。いずれにしてもレベルが高い接戦。最近の冷凍・出来合い商品の質の高さにおののいた、「チーズハンバーグ比較対決」でした!!

【布川隼汰の近況報告】
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