――日本各地のご当地で愛され続ける、家庭料理の味。北海道から沖縄までそれぞれの地域でロングセラーを誇るローカルな商品を、調味料ソムリエ/野菜ソムリエ・MICHIKOさんが紹介していきます。
長崎のご当地調味料::【ゆず醤油 かけぽん】
今回は、長崎から「ゆず醤油 かけぽん」の紹介です。
酢はちょっと苦手というお子さんや大人の方も多いのではないでしょうか。「ゆず醤油 かけぽん」は誰でもおいしく食べられる“うまくて甘いぽん酢”が商品のコンセプト。うすくち醤油をベースにゆず果汁を使った、つけ・かけ専用の「ゆず醤油」です。チョーコー醬油(株)から1985年の発売以来、約37年に渡り、愛され続けています。
醤油は自社で作られている本醸造丸大豆うすくち醤油で、丸大豆のまろやかな旨味と料理の色彩を損なわない淡い色合いが特徴です。ゆずは、日本一の産地で知られている、強い香りとさわやかな酸味が強い高知県産のゆず果汁に限定。また、見た目に美しく仕上げるために、ゆずの香りを程よくのしながら、果汁特有の濁りを除去していて、職人の技が光ります。
ゆずは酢特有の香りを上手にマスキングして、食欲をそそる効果や、後味の切れの良い酸味を演出。ここに、こだわりのグチとホタテが入った魚貝エキスが入り、旨味の輪を広げています。
マイルドな味わいのうすいろタイプで塩分は10%、化学調味料や添加物などの余分なものを一切入れてないのもうれしいですね。ご家族みなさんでおいしく、さっぱりと、いろいろな料理にかけて使えるぽん酢です。
【ゆず醤油 かけぽん】活用レシピ:アボカドとシラスのかけぽんパスタ
ワンボールでお手軽パスタ♪
【材 料】(2人分)
アボカド 1個、シラス 20g、ミニトマト 4個、スパゲッティ 160g、黒胡椒 適量
A:ゆず醤油 かけぽん 大さじ2、オリーブオイル 大さじ1
【作り方】
1)アボカドは種と皮を取り除き、ざく切りにする。ミニトマトは4つ割りにする。たっぷりの熱湯に塩(湯量の1%強、分量外)を入れ、スパゲッティを袋の表示時間どおりに茹でて湯を切る。
2)ボウルにA)と1)、シラスを加えて加えて混ぜ合わせる。
3)器に盛り、お好みで黒胡椒を振りかける。
【ゆず醤油 かけぽん】活用レシピ:タコとアスパラのかけぽん味噌あえ
【材料】
タコ(茹で) 50g、アスパラガス 4本
A:ゆず醬油 かけぽん 小さじ1/2、白味噌 大さじ1
【作り方】
タコは薄切り、アスパラガスはサッと塩ゆで(塩は分量外)して冷まし、3cm長さに切る。ボウルにA)とタコとアスパラガスを加えて混ぜ合わせる。
*お好みで甘み(ハチミツなど)をプラスしても。
【材料】
A:ゆず醬油 かけぽん 大さじ2、ごま油 小さじ1、
お好きなサラダ野菜(カラフル大根と人参の千切りサラダ・2人分)
【作り方】
ボウルにA)を加えて混ぜ合わせます。野菜サラダと和えたり、かけたりして、いただきます。
*オイルをオリーブ油やえごま油に変えても。
おすすめは、長芋にきざみ海苔+かけぽん!
「ゆず醤油 かけぽん」は多彩なアレンジ料理が魅力です。醤油の旨味、酢の酸味、砂糖の甘味がバランスよく作られたマイルドな味わい、色合いも淡いので、どんな料理にも使いやすいですよ。かける時は、振らなくてもそのまま注いでOK。だからキャップもきれいなまま。
おすすめは、短冊切りした長芋にきざみ海苔を散らして、かけぽんをかけるだけ。ぎょうざにかけて、最後は汁も飲みほせます。焼肉や焼魚にかければ、余分な脂分も抑えられて、食が進むこと間違いなし。マヨネーズと混ぜて和え物に。肉野菜炒めや肉じゃがの味付けにも。もちろん、お鍋のたれにも抜群です。
ほかに、本醸造丸大豆こいくち醤油に、かつお節・こんぶ風味を加え、塩分を抑えた、甘口タイプの「だし入り かけ醤油」があります。
これ1本あれば、あなたも料理上手に♪2022╱02╱01